先日、テレビ寺子屋で高濱正伸さんの講演を聞き、参考になる部分が多かったので、シェアしたいと思います。
今回のテーマは「働くお母さんだからできること」
高濱正伸さんについては、以前の記事でも触れているので、興味のある方はこちらをどうぞ。
花まる学習会の高濱正伸講演会(福岡)~これからの時代の子育て~に行ってきました
今回の冒頭で語られた一番大事なポイントは、
です。
それでは、本題に入っていきましょう。
働くお母さんあるある
日本は人口減少が進んでいて、女性も社会に出て働くことが普通になっています。
高濱先生が何十人かの働いているお母さんにインタビューをした結果、全員が同じようなことを言う、いわゆる「あるある」があったそうです。
それは、
と思っているということです。
働くお母さんを悩ませる、中途半端感。
限られた時間とエネルギーで、子育てを含め家のことをしつつ、仕事もしてどちらも100点はとれない。
周囲からは働いて、子どもと一緒にいる時間が少ないと、
「子どもがかわいそう」
と言われることもあり、罪悪感を感じてしまう。
こういったことは働くお母さんは誰もが経験しているのかもしれません。
働くお母さんの良いところ
少なからず子どもとの時間を犠牲にしていると思いがちだと思いますが、子育ての面で、お母さんが働いていることには良いところもあります。
子育ての基本は、
✖ 何かしてあげよう
ではなく、
◯ 自分の人生を懸命に生きる姿を見せる
そういう意味で、お母さんの背中はお子さんに良い影響を与えられるということです。
また、子育てを1人でするのは大変です。
家の中でずっと子どもと一緒にいると、ついイライラしてしまいます。
仕事をしていると、それが週1のパートであっても自分を客観的に評価してもらえるので、良い意味でリセットできます。
家事はある意味やって当たり前になってしまいがちなので、仕事で成果が出て人に感謝されたり、怒られたりというのはバランスがとれて良いのでしょう。
具体的な子どもとの向き合い方
では、働きながら子育てをする上でのポイントですが、以下の通りです。
仕事×育児で充分がんばっているので気負わずに子どもと接すれば大丈夫だと思います。
ただし、帰ったら、子どもと会話もあまりせず、テレビを見せているような状況は避けた方が良いです。
仕事と家庭の両方を完璧にすることは目指さない
仕事と家庭それぞれで100点を取ろうとすると無理があります。
高濱先生はそれぞれ50点を目指せば良いと仰っていました。
また、分かってくれる人(ママ友、親、夫など)がいることが子育てでは大事だということでした。
子どもが飯が食える大人になるために
講演の中で、高濱さんは子どもが大人になるまでに身に着けておきたい力として、
- 考える力
- 人の気持ちがわかる
- やり抜く力
- 集中力
を挙げていました。
このあたりの話は著書の中で、詳しく語られていますので興味のあるテーマの本をご一読ください。
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最後に
いかがでしたか?
お母さんががんばっていることはきっとお子さんにも伝わっています。
また、忙しい中でも少しの時間、お子さんとしっかり向き合えば愛情は伝わります。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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