紛失したり盗まれたりしたものを見つけるためのアイテム、Appleのエアタグ。
本記事では、エアタグについて、次の点を解説します。
- エアタグは見守り用GPSとして使えるか
- GPSとエアタグの機能の違い
- それぞれのメリット・デメリット
- 子供の見守りにエアタグを利用する際のポイント
最初に結論をお伝えすると子供の見守りにはオススメできません。
その理由は次のとおりです。
- Appleユーザーが周辺にいないと位置特定ができない
- 通信機能がないため緊急時の連絡がとれない
- 目的地到着通知等、GPSに標準的な機能がない
- 8~24時間持ち主から離れると意図せぬアラームが鳴る
- 複数保護者による同時見守りができない
何も持たせないよりは対策できるので、上記のデメリットを理解した上で使ってみたい方は下記のボタンからチェックされてみてください。
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いざというときに子供を守るためには、リアルタイムでの位置の把握が必要です。
また、通知機能もできればあった方が安心です。
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【2023ランキング】小学生向けGPSアプリおすすめ8選|子供の見守りに人気の機種を比較
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GPSを探している方にとっては、「値段が高い」「バッテリーのもちが悪い」という弱点がありますが、メリットとしては、次のとおり見守り機能が充実しています。
- GPS機能だけでなく通話ができる
- 腕時計型で紛失リスクがない
- SOSボタンに周囲の録音及び共有機能がある
ちょうどGPSとキッズスマホの中間のようなイメージで利用しています。
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キッズスマートウォッチの比較記事はこちらを参考にされてください。
【2023】キッズスマートウォッチ9選|SIMフリー|子供の見守り機能(通話、GPS等)搭載の機種を徹底比較
AirTag(エアタグ)とは?概要と基本機能
商品名 | AirTag(エアタグ) |
サイズ | 直径31.9×厚さ8(mm) |
重量 | 11g |
端末代金 (公式サイト) | 4,980円(税込・2023年12月現在) ※4個入16,980円 |
月額使用料 | なし |
接続 | ・Bluetoothによる近接検出 ・Apple製U1チップで超広帯域および「正確な場所を見つける」機能に対応 ・紛失モードに対応するNFCタップ |
防水・防沫・防塵性能 | 対応(IP67等級) |
バッテリーの持ち | 約1年間 |
保証期間 | 1年間 |
対応機種 | ・Apple ID ・iOS 14.5以降を搭載したiPhone SE、iPhone 6s以降、iPod touch(第7世代)、iPadOS 14.5以降を搭載したiPad Pro、iPad(第5世代以降)、iPad Air 2以降、iPad mini 4以降 |
動作環境 | マイナス20〜60℃ |
アップルが2021年4月にリリースした「エアタグ」は、Bluetoothを利用した紛失防止タグです。
エアタグ本体には、Apple製品と無線で通信するためのBluetooth技術が搭載されていて、iPhoneとの組み合わせによって精密な方向や距離の測定が可能です。
また、エアタグの内部にはスピーカーも内蔵されており、見つけられない時には音を鳴らして位置を確認することもできます。
エアタグはAppleの「探す」ネットワークと統合されており、登録したデバイスが近くにない場合でも、世界中の他のAppleデバイスがその位置情報を検出し、所有者に場所を通知。
セキュリティが高く、第三者が所有者の情報にアクセスすることはありません。
電池寿命は、ユーザー自身で交換可能なCR2032コイン型電池を使用し、通常の利用状況で一年以上持続します。
鍵やバッグなど日常的に使用するアイテムへの取り付けや、ペットの首輪に装着するなど様々な使い方が想定されています。
発信機として機能し、愛用品の所在を素早く確認できるため、物の紛失に対する不安を減らすことができ、シンプルな形状と使い勝手の良さで、多くのユーザーから支持されています。
AirTag(エアタグ)は子供のGPS代わりにはならない
エアタグはモノの追跡に便利ですが、子供の見守りには支障があります。
最大の問題は、周辺にAppleデバイスがないと位置情報が更新できないことです。
人通りの少ない場所では正確な追跡ができません。
また、通信機能がないため、緊急時に子供と連絡が取れません。
子供の見守りにはリアルタイムの位置追跡と緊急時の通信手段が必要です。
残念ながら、エアタグにはこれらの機能が搭載されていません。
加えて、盗難防止のための警報機能が誤作動するリスクもあり、学校等で迷惑をかける可能性もあります。
したがって、子供の安全な見守りには、専用のGPSやスマートウォッチといった、常時接続で通信可能なデバイスを利用することをおすすめします。
エアタグはあくまでもモノの紛失防止が主目的であることを認識する必要があります。
いざというときに子供を守るためには、リアルタイムでの位置の把握が可能で通知機能を備えたGPSが必要です。
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AirTag(エアタグ)3つのメリット
エアタグは、前の章で解説したとおり、GPSの代用にはならず子供の見守りには不向きです。
ただし、子供に何も持たせないよりは安心できるのも事実です。
ここでは、エアタグのメリットについて触れておきたいと思います。
エアタグのメリットは、追加費用がかからないこと、充電が不要であること、そしてその持ち運びやすさです。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
買い切りで追加費用がかからない
エアタグを購入する際に、後からの追加費用が心配されることはありません。
一度の支払いで持続的に利用することが可能で、定期課金や追加のサービス料が発生することもないため、予算の管理がしやすいです。
特によく物を無くす方でも、継続的な出費を気にせずに済むため、エアタグは経済的負担が大きいとはいえない商品です。
GPSアプリやキッズスマートフォンは月額がかかってしまうので、この一度きりの購入で全機能が利用可能な点は、非常に魅力的です。
充電不要で手軽に使用できる
エアタグの大きなメリットの一つが、充電がいらないことです。
内蔵バッテリーはユーザー自身で簡単に交換が可能であり、平均して1年間持続します。
日々の生活での充電の手間が省け、忙しい毎日を送る方にとってエアタグは気にすることなく使えるアイテムとなるでしょう。
物の管理に常に気を配る必要がなく、また、充電を忘れてしまったという心配からも解放されます。
いつでもどこでも、ただ携帯するだけで安心を提供するエアタグは多くの人に利用されています。
コンパクトさと軽量性に優れたデザイン
エアタグはその名の通り、空気のように軽やかなデバイスです。
直径がわずか31.9mm、厚さは8.3mmというコインほどのサイズ感で、重さもわずか11グラムしかありません。
この小ささと軽さであれば、鍵に付けてもポケットに入れても、バッグに放り込んでも、その存在をほとんど感じることはないでしょう。
見た目にもシンプルで洗練されているため、日常の様々なアイテムと自然に調和します。
携帯性に優れ、いつも身につけることで突然の失くし物にもすぐ対応可能です。
AirTag(エアタグ)の5つのデメリットと注意点
エアタグは様々なシーンで役立つ追跡デバイスですが、完璧なものではありません。
そのため購入や利用を検討する際にはいくつかのデメリットや注意点も把握しておくことが重要です。
Appleユーザーが周辺にいないと位置特定ができない
エアタグはAppleの「探す」ネットワークを利用し、他のAppleデバイスの信号をたどることで位置情報を提供します。
一方、GPS機能を搭載した追跡デバイスは、衛星からの信号を直接受信し測位するため、より高精度の位置情報を得られることが一般的です。
エアタグを使用する際は、物体が他のデバイスから十分な距離内にあるかどうか、また屋外か屋内かという環境によって精度が左右されることを理解しておく必要があるでしょう。
エアタグの機能はAppleの「探す」ネットワークに依存しており、近くに他のAppleデバイスがないと正確な位置情報を得ることが難しくなります。
たとえば、人通りが少ない場所や他のデバイスが接続されていない領域では、エアタグの利用価値が大幅に下がってしまう恐れがあります。
利用者はこのような環境的な制限を意識し、都市部や人の集まる場所以外では代替の方法をあらかじめ考えておくことが重要です。
通信機能がないため緊急時に連絡がとれない
エアタグは通信機能を備えていないため、緊急時の連絡手段としては使えません。
例えば、事故や事件に巻き込まれた場合、保護者への通知や連絡ができないため、気づくのが遅くなります。
最後にアップルユーザーが近くにいたときの位置情報は把握できるので、まったく意味がないわけではないですが、子供が既にその場所から遠く離れている可能性もあります。
見守りのために使うのであればこの点は理解した上で利用しましょう。
目的地到着通知等、見守りに必要な標準的な機能がない
エアタグは紛失防止が主目的のトラッカーであり、GPS端末と比較すると、位置情報機能には限界があります。
具体的には、リアルタイムの位置追跡や目的地到達通知のような機能は搭載されていません。
旅行中の荷物追跡や、目的地への到着を知らせたい際には使用できないため、GPS機能が充実したデバイスを求める方には物足りないかもしれません。
また、エアタグは、Appleの「探す」ネットワークを利用して位置情報を把握しますが、このネットワークが充分に機能するには、周囲にAppleデバイスが一定量存在する必要があり、その環境が整っていない地域での使用には向いていません。
8~24時間持ち主から離れると意図せぬアラームが鳴る
エアタグは、持ち主から一定時間離れた状態が続くと、紛失防止のためのアラームが鳴ります。
これは第三者による不正使用を防ぐという重要な機能ですが、物を一時的に置いておいた場合などでは、意図せぬアラームが周囲の迷惑になることもあります。
例えば、家族や友人へ物を預けた場合でも、AirTagがその人の所有物と認識されず、予期せぬタイミングでアラームが作動する恐れがあります。
利用者は、この機能が作動する条件を理解し、事前にエアタグの設定を調整するか、使用状況に応じた対処が求められます。
複数保護者による同時見守りができない
エアタグは、現時点では、個別のApple IDに結びついて機能するため、家族間での共有ができません。
これは、たとえば家族で車のキーを共有する場合など、エアタグを使って同じ物品を複数人で追跡したいシチュエーションに対応できないことを意味しています。
共有する際には、物品を渡すごとにエアタグのペアリングを解除し、新たに関連づける手間が発生してしまいます。
この点も、エアタグの利用を考える上で、抑えておきたい注意点です。
エアタグと子供の見守り用GPSの比較
子供の安全を守るために活用されるエアタグと見守り用GPS。
この章では、似ているようで異なるこれらのデバイスを比較していきます。
エアタグと見守り用GPSの基本的な違い
エアタグはBluetoothを使用してアイテムを見つけるアクセサリであり、GPS端末は衛星を利用して位置情報を把握します。
エアタグは主に近距離での追跡に適しており、GPSは広範囲の追跡に対応しています。
バッテリー寿命が異なり、エアタグは長持ちすることが多いですが、GPS端末はリアルタイムでの位置情報提供のため、充電の頻度が高くなる傾向があります。
子供の見守りにエアタグでできること
エアタグは子供の持ち物に取り付け、そのアイテムの位置をスマートフォンを介して確認できます。
学校や公園など近場で子供の動きを把握するのに便利で、紛失した際の対応も迅速に行えます。
ランドセルや衣服に添付すれば、子供が一定範囲を離れた際に通知が来るため、見守りや安全確認に役立つでしょう。
ただし、次の弱点があるので、GPS端末やキッズスマホと組み合わせて使うのがオススメです。
- リアルタイムの位置追跡ができない
- 緊急時の通信手段がない
- 誤作動により迷惑な警報音が鳴る可能性がある
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子供の見守りにGPS端末でできること
GPS見守り端末は子供の正確な位置情報を長距離からでも把握することが可能です。
リアルタイムで位置情報を受け取れるため、移動中の子供の安全を確認したり、迷子になった時に具体的な場所を特定するのに適しています。
何らかの危険に直面した際にはSOS機能を使って親に即座に通報することもできるため、より詳細な安心を提供します。
いざというときに子供を守るためには、リアルタイムでの位置の把握が可能で通知機能を備えたGPSが必要です。
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AirTag(エアタグ)と見守り用GPSの併用
エアタグと見守り用GPSを併用することで、相互に弱点を補完し合うことができます。
利便性が高まるため、両者の特長を活かした使用法の模索が有効です。
他のGPS端末との比較検討
様々な見守り用GPSがある中、エアタグはその簡易性と手軽さが魅力です。
他のGPS端末は正確な位置情報の把握ができ、エアタグはスマートフォンと連携して使用するための利便性がメリットとしてあります。
さらに、Apple製品ユーザーにとってはシームレスに統合しやすいというメリットも。
他の端末とエアタグの比較では、そういった使用シーンや利点に着目して評価を行うことが重要です。
AirTag(エアタグ)と組み合わせる最適なGPS端末
エアタグとの組み合わせを考えるとき、最適なGPS端末の選定はいくつかの要素を考慮する必要があります。
エアタグ自体はBluetoothを利用しており、そのリーチは限られているため、広範囲での追跡が可能なGPS端末との併用が理想的です。
耐久性やバッテリーの持ちなども関わるため、環境や利用状況に適した特性を備えた端末選びが肝心です。
実際には、子供やペットの見守り、貴重品の追跡など、目的に応じたGPS端末を選定し、エアタグとのシナジーを最大限に引き出すことが望ましいでしょう。
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まとめ|AirTag(エアタグ)見守り用GPSの代わりにはならない!併用はあり
エアタグは紛失防止を主目的で設計されているため、子供の見守り用途には制限が大きいです。
Bluetoothを使用しているためリアルタイムの正確な位置追跡が困難で、GPS機能もないために位置情報自体に限界があります。
したがって、子供が行方不明になった場合に頼りになるのは専用のGPS端末です。
リアルタイムで追跡できる上に精度も高いです。
一方で、GPS端末も完璧ではなく、電池や電波の問題があります。
こうしたことから、予算が許すならエアタグとGPS端末を併用することも選択肢の一つです。
GPSを持っていくのを忘れたり、充電忘れの際にはエアタグを、GPS端末の補助的に使うことで、子供の見守りはより確実なものになるでしょう。
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