わが家では、長男が小学1年生の9月からピアノを習い始め、2年間続けています。
ピアノをこれからお子さんに習わせたいと思っている方へ、わが家の体験談を中心に、ピアノ教室に関する情報をお伝えしたいと思います。
ピアノを習っている男の子の割合はどれぐらい?
わが家の長男が通っている教室は、生徒数10名の個人教室で、そのうち半分が男の子です。
一昔前は、ピアノは女の子の習い事というイメージでした。
昔は女の子のたしなみというイメージがあったかもしれないですね。
脳を活性化させる効果について知られるようになったことも、女の子だけでなく男の子にも人気の習い事になった理由ではないかと思います。
『習い事狂騒曲: 正解のない時代の「習活」の心得』で紹介されていたアンケート(2006年)では、回答した東大生のうち、子どもの頃にピアノを習っていたのは100人中47人という結果でした。
ピアノを習う効果やメリットは?
ピアノは、人気ランキングで常に上位の習い事です。
人気があるのには理由があるはずですよね。
はじめるときには、私もメリットや効果を期待して習わせることにしたのですが、改めて調べて整理したのでピアノをお子さんに習わせようか迷っている方はぜひ参考にされてください。
脳が刺激されて活性化する
ピアノは、両手の指を使って、楽譜を見ながら自分の演奏を聴くため、脳が膨大な情報を処理する必要があり、感性をつかさどる右脳と言葉や論理をつかさどる左脳、どちらも刺激します。
楽器を習うとさまざまな効果が期待できますが、特にピアノは、計画性や社会性、問題解決能力、運動能力、言語能力などを高める効果があると言われています。
集中力が身につく
心が集中していないといい演奏はできません。
ピアノは少しずつでも、毎日向き合う必要があるため、集中してものごとに取り組む習慣が自然と身につきます。
姿勢が良くなる
ピアノを演奏するときは、正しい姿勢が大事だと最初に教わります。
姿勢が良くなる習い事と言えば、武道やバレエなど、運動系の習い事のほか、文化・芸術系ではピアノが思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
人生が豊かになる
脳の発育だけが、音楽を学ぶ理由ではありません。
美意識を育み、愛、共感、やさしさなども育んでくれます。
ピアノに限らず、音楽は親から子への一生の贈り物です!
すてきな特技になる
ピアノが弾ける男の子って、意外性があってちょっとかっこいいですよね。
学校で、演奏が必要なときに駆り出されたり、好きな子の前で演奏したり・・・。
ピアノを習うためにかかる主な費用はピアノ代、調律代、月謝です
ピアノはお金がかかるというイメージがありますよね。
なんといってもピアノを買うのが大きなハードルで、躊躇される方も多いと思います。
そこで、わが家の実際にかかっている費用について、公開したいと思います。
ピアノの購入費用はどれぐらい?
ピアノのレッスンを受けるには、家での練習が必要になるのでピアノを購入またはレンタルする必要がありますが、実は、わが家ではピアノを購入していません。
義妹が子どもの頃に使っていたピアノが夫の実家に残っていて、誰も使っていなかったので譲ってもらいました。
当時(30年以上前)、約100万円で購入したそうです。
かなり昔の金額なので、最近の金額がどうか気になるかと思います。
2年前に、店舗でアップライト型ピアノの見積をとったことがあるのですが、150万円ぐらいでした。
これは結構高いピアノだと思うので、探せば新品でもっと価格が安いものもあると思います。
マンション等に住んでいて音が気になる方や、安い価格でピアノを購入されたい方には電子ピアノという選択肢もあります。
こちらのサイトでは、新品や中古で電子ピアノを探すことができるので参考にされてください。
調律代の相場は、12,000円~15,000円
調律代の相場は、一般家庭のグランドピアノであれば、15,000円前後で、アップライトピアノ(縦型)であれば、12,000円前後のようです。(1年に1回)
わが家のアップライトピアノは、1年に1回の調律で、17,000円お支払いしています。
相場より高い金額ですが、出張料込みの金額です。
レッスン代は週1回で月6,000円
個人のピアノ教室について言えば、※『キッズならいごと』というウェブサイトが行ったアンケート調査を見ると、月謝の相場が4,000~6,000円だと明らかにされています。
※ピアノを習わせる親100人に対してSNSを通じて行ったアンケート
わが家が支払っているレッスン代は下記のとおりです。
6,000円/月
※週1回で1回あたり30分のレッスン
マンツーマンで教えてもらってこのレッスン料は安いと思っています。
ただし、楽譜代が別途1冊2,500円かかっていて、最初のうちはどんどん進むので毎月購入していました。
また、発表会の費用がかかったりしますが、息子は「出たくない」と言って参加していないのでかかっていません(^-^;
発表会費用は、先生が個人的に開く場合、ヤマハなどホールを借りてきちんと行う場合などで金額も変わってきます。
ネットの情報では、4,000円から10,000円と幅広いようです。
ピアノを習う時期はいつからいつまで?
南カリフォルニア大学ソーントン音楽学校・ロバート・A・カティエッタ教授によると、楽器のレッスンを体験してみるのは5歳、本格的なレッスンを受けるのは6~9歳が脳の発達を考慮すると最も適しているそうです。
参考文献:子育てベスト100 P176
わが家では、長男が小1の9月からピアノを習い始めたので6歳からです。
また、いつまで続けるのかについては、ピアノ教室の先生に聞いたところ、中学生ぐらいになると、学習塾や部活などが忙しくなりますが、ピアノは一生の趣味になるので、高校生ぐらいまでレッスンを続ける子も多いようです。
お子さんが、特別な才能がある子なのか趣味で楽しむ程度なのかでも練習の量や質も変わると思いますが、一般的な目安として参考にされてください。
ただし、音楽に親しむのは生まれた直後からが望ましいので、小さいころからいろいろな音楽に触れさせましょう。
わが家の体験談
息子は、教室では残念ながらあまり熱心ではないようですが、家ではなんとか毎日練習しています。
通っている教室では、1回30分のレッスンで息子は20分ぐらいで練習をやめてしまうので、残りの10分は下の子が特別に教えてもらっています。
このあたりは個人教室の良さですね。
やさしい先生でよかった・・・。
ただ、息子にピアノ教室をやめたいか聞くと、必ず「続けたい」というので好きではあるようです。
習い事はピアノだけでよい?友人のケース
わが家は、長男がピアノのほか、英会話、通信教育の名探偵コナンゼミを受講しています。
個人的には、外遊びをさせにくいご時世なので運動系の習い事もさせたいのですが、時間と金銭面の問題もあり見送っています。
友人の子どもの中には、習い事はピアノだけで成績優秀な子もいるので、のびのび育てたいのであれば、習い事はピアノ1本もありかもしれません。
ピアノをする子は減少傾向?習い事の多様化
「ピアノ・エレクトーン」は年々習う子どもが少なくなっている傾向があり、5年前のランキング2位から今年は5位に落ちています。
子どもの習い事に関するアンケート~習い事を始める年齢は3歳が最多、不動の人気1位は水泳、ピアノ・エレクトーンは低下傾向~ | 子供とお出かけ情報「いこーよ」 (iko-yo.net)
ピアノ・エレクトーンは常に習い事の上位にありますが、近年は減少傾向にあるようです。
原因は、共働き世帯が増えて、毎日練習が必要なピアノに親が時間を割くことができないことや、インターネットでさまざまな情報が得られるようになり、習い事も多様化していることなどがあるようです。
おすすめの音楽教室やスタジオについて
いろいろな教室を比較することで、お子さんに合った教室がきっと見つかりますよ。
気になるピアノ教室があったら資料請求や体験レッスンを受けてみましょう!
全国展開の大手のスタジオや東京近郊で200か所以上のスタジオを持っている音楽教室をご紹介しておきますね。
料金は高く感じますが、オンラインレッスンやコロナ対策にもしっかり対応しているのが大手の強みです。
「シアーミュージック」なら全国に展開しているので通いやすいスタジオが探しやすいですよ。
習い事はお子さんが好きなこと、合ったものを選ぶのが一番です
ピアノは習い事として、人気は依然として上位にありますが、一番はお子さん自身がやりたいことや向いていることをさせてあげることです。
こちらのサイトでは、自宅の近所の習い事を検索することができて便利です。
ピアノ教室だけでなく、いろいろなジャンルの習い事が探せるので、気になるものがあれば、資料請求や体験レッスンを受けてみましょう。
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