見守り機能を備えたキッズスマートウォッチは、子供の安全を守る便利なツールですが、月額費用が気になりますよね。
そこで、この記事では、特定のSIMカードやWi-Fiの利用により、月額がかからない方法と費用を抑える方法をご紹介します。
まとめると次のとおりです。
この記事を読めば、キッズスマートウォッチの月額を抑えつつ、子供たちの登下校や外出時も安心して見守ることができます。
参考にしてもらえると幸いです。
まずは確認!キッズスマートウォッチ3つの種類
見守りタイプ | 活動量計タイプ | 知育玩具タイプ | |
---|---|---|---|
機能 ※時計機能やストップウォッチ機能など、どのタイプにも備わっている機能以外をピックアップ | ・GPS機能 子供の位置情報を確認 ・電話機能 事前に設定した相手と通話 ・SOS機能 緊急時に押すことで、親や保護者に通知を送信 | ・活動量計機能 歩数、消費カロリー、移動距離などの健康情報を計測 ・睡眠計測機能 睡眠時間や睡眠の質を測定 | ・学習支援アプリや音声ガイド機能 ・クイズやパズルなどのゲーム機能 |
月額 | 必要 | 不要 | 不要 |
こんな人にオススメ | 通話やGPSで子どもの安全を確保したい | 子供のスポーツのモチベーションアップや健康管理をしたい | カメラやゲームアプリで子どもの好奇心を刺激したい |
キッズスマートウォッチには、大きく分けて3つの種類があります。
「見守りタイプ」は、GPS機能を利用して子供の位置情報を追跡し、いつでも子供の安全を確認できます。
また、通話やメッセージ機能により、連絡をとりあうこともできます。
次に、「活動量計タイプ」。
これは、1日の活動量を計測し、子供たちの健康状態をサポートします。
歩数や消費カロリー、睡眠時間などを記録し、適度な運動ができているか、十分な休息を取っているかを把握することができます。
そして、最後に「知育玩具タイプ」。
こちらは、遊びながら学ぶことを重視したスマートウォッチです。
時計の読み方を覚えたり、簡単なゲームで計算力を鍛えたり、写真撮影を楽しんだり。遊び心満載で、子供の好奇心を刺激します。
上の表のとおり、活動量計タイプや知育玩具タイプのキッズスマートウォッチは、通話やGPS機能がないため、そもそも月額はかかりません。
見守り用キッズスマートウォッチで月額がかからない3つの方法
ここでは、見守り用キッズスマートウォッチで月額がかからない方法について解説します。
まず、前提としてキッズスマートウォッチには大きく分けて3つの種類があります。
そもそも月額がかからない種類もあるため、購入前に確認しておきましょう。
方法①月額がかからないSIMカードを使う
まず、月額がかからないSIMカードを利用してキッズスマートウォッチを使う方法について解説します。
LINEMOが頻繁にPayPayポイントがもらえるキャンペーンを行っています。
もし、キャンペーンが開催されていたらポイント分は実質無料でキッズスマートウォッチを使えるチャンス。
ただし注意点が2点あります。
1点目は、ポイントによるキャッシュバックなので月額990円がかかってしまい、乗り換えないと割高な月額がかかってしまうことです。
2点目は、スマートウォッチによっては動作保証がされていない場合があることです。
せっかくSIMカードを用意しても、動作が保証されていないSIMカードを使った場合、位置情報の把握ができなかったり、バッテリーがすぐになくなるなどの不具合が起きる可能性があります。
利用の際は、購入されるキッズスマートウォッチの口コミなどをしっかり確認するようにしましょう。※動作保証されていなくても利用できる場合はあるようです。
なお、LINEMOは、私が利用しているキッズスマートウォッチ「myFirst Fone」では対応SIMとなっています。
マイファーストフォンについては、こちらの記事でまとめているので参考にされてください。
【比較レビュー】マイファーストフォン全機種(R2、R1c、S3、R1s、R1)の違いは?どれがおすすめ?
方法②Wi-Fiを利用する(SIMなしでも使える方法)
Wi-Fiのみで利用すれば、SIMカードなしでも使えるため月額はかかりません。
見守り用キッズスマートウォッチ「myFirst Fone」の場合は、公式サイトの「myFirst Fone」よくある質問に回答があります。
❝
- SIMカードなしの利用はできますか?Wi-Fiで利用したいです。
-
できます。但し初期化するために、最初どうしてもSIMカードを挿入しなければなりません。またGPS追跡はほぼ利用できなくなります(WIFI環境から抜けると、通信できなくため)。また一部の機能が利用できなくなります。
❞
使っていないSIMカードがあれば、Wi-Fiにつないで家で利用することは可能です。
ただし、Wi-Fi環境から離れると通話などのやりとり、GPSでの位置情報の確認ができません。
見守り機能を使うためにmyFirst Fone を購入するなら、SIMカードの契約は必要です。
Wi-Fiを利用するとデータ利用量が節約できるメリットがあるので、SIMカードのプランが利用無制限でない場合は、自宅ではWi-Fiに接続しておくとムダな出費が抑えられます。
キッズスマートウォッチなら他の機種でも、SIMカードがあればWi-Fiを利用できるので、自宅ではWi-Fiに接続しておきましょう。
位置情報が正確になるというメリットもあります。
方法③マイファーストフォン専用データSIM「myFirst FreeSIM」を利用する
次に紹介するのは、「myFirst FreeSIM」を利用する方法です。
「myFirst FreeSIM」とは、見守り用キッズスマートウォッチ「myFirst Fone」専用のデータSIMのことです。
「myFirst Fone」専用データSIM 「myFirst FreeSIM」を初めて契約する場合は、最初の3か月は無料で利用できます。
3か月後は月額料金980円(税込)がかかりますが、それまでに解約すれば月額はかかりません。
なお、解約手数料も不要でいつでも解約できます。
※「myFirst FreeSIM」はソフトバンク回線利用
※マイファーストフォンS3、R1sには「myFirst FreeSIM」が最初からセットされている
「myFirsat FreeSIM」を利用するための本人確認から購入までの流れが公式サイトに詳しく解説されています。
キッズスマートウォッチの月額を格安SIM利用で抑える方法を解説します
これまで紹介したキッズスマートウォッチを月額無料で利用する方法には、それぞれデメリットがあるため、格安SIMの利用をおすすめします。
ここでは、次の3つを解説します。
- 格安SIMでキッズスマートウォッチを利用する方法
- 音声通話SIMとデータSIMの選び方
- SIMカードのセットってどうやるの?動画で解説
格安SIMでキッズスマートウォッチを利用する方法
見守り用キッズスマートウォッチは、myFirst FoneシリーズかQISHUOのLTシリーズを選ぶ方がほとんどだと思うので、その前提で話を進めます。
まだ、どのキッズスマートウォッチにするか決まっていない場合は、こちらの記事も参考にされてください。
キッズスマートウォッチ9選|子供の見守り機能(通話、GPS等)搭載の機種を徹底比較
それでは、オススメの格安SIMや選ぶときの注意点について解説します。
myFirst Foneなら、LINEMOがおすすめ。
頻繁にPayPayポイントがもらえるキャンペーンを行っています。
もし、キャンペーンが開催されていたらポイント分は実質無料でキッズスマートウォッチを使えるチャンス。
こちらの記事で比較しています。
【ランキング】マイファーストフォン×おすすめ格安SIM|後悔しない選び方
この2つのSIMは公式サイトで動作保証されています。
また、QISHUOの場合、b-mobileについては、Amazonの商品紹介の中で推奨SIMとして挙げられていて、口コミでも問題なく使えているという報告が多くあります。
NUROモバイル、HISモバイル、b-mobileは業界最安値の格安SIMなので、かなり負担を抑えることができますよ。
myFirst Fone、QISHUOのデータSIM利用については、使える機能に違いがあるので注意が必要です。
データSIMで利用できる機能を表にまとめました。
myFirst Fone | QISHUO | |
---|---|---|
音声通話 (ダイヤル発信) | ||
音声通話 (IP電話) | ||
ビデオ通話 | ||
GPS機能 | ||
SOS機能 |
QISHUOの場合は、データSIM利用だとSOS機能が利用できないというデメリットがあります。
通信費が月額で100円ほど上がりますが、音声通話SIMをオススメします。
まとめると次の通りです。
LINEMOが頻繁にPayPayポイントがもらえるキャンペーンを行っています。
もし、キャンペーンが開催されていたらポイントをもらってポイント分は実質無料でキッズスマートウォッチを使えるチャンス。
\ 月額290円から通話できる /
長男は2023年モデルの「myFIrst Fone S3」、下の子には2022年モデルの「myFirst Fone R1s」を購入し、SIMカードを入れて利用しています。
【比較レビュー】マイファーストフォンどれを買うべきか|3機種の口コミ・評判は?
音声通話SIMとデータSIMの選び方
キッズスマートウォッチを使用するためには、データSIMと音声通話SIMのどちらかを用途に応じて選ぶ必要があります。
国内最安のHISモバイルとNUROモバイルのプランを例にデータSIMと音声通話SIMの違いをまとめました。
まずは、データSIMと音声通話SIMの月額基本料金と通話料についてまとめた表です。
プラン | NUROモバイル VSプラン(3GB) (音声通話SIM) | NUROモバイル VSプラン(3GB) (データSIM) |
---|---|---|
月額料金 | 792円 | 627円 |
通話料 | 11円/30秒 専用アプリ不要 | — |
回線 | ソフトバンク | ソフトバンク |
マイファーストフォンを利用する場合は、3GB以上のプランが保証対象となっています。
なお、マイファーストフォン以外のキッズスマートウォッチであれば、b-mobileを利用すれば費用が抑えられます。
次に、データSIMと音声通話SIMでできることを比較した表です。
SIMの種類 | データSIM | 音声通話SIM |
音声通話 (ダイヤル発信) | ✖ | 〇 |
音声通話 (IP電話) | 〇 | 〇 |
ビデオ電話 | 〇 | 〇 |
ボイスメッセージ | 〇 | 〇 |
テキストメッセージ | 〇 | 〇 |
ダイヤル発信とIP電話?ビデオ通話は顔を見ながら話せるってことかな?
確かにそれぞれどんなことができるのかよくわからないですよね。
音声通話(ダイヤル発信、IP電話)とビデオ通話の違いを表にまとめました。
音声通話 (ダイヤル発信) | スマートフォンや携帯電話の相手と通話ができる。呼び出し音が鳴り続けるので子供からの電話を聞き逃すリスクが少ない。 |
音声通話 (IP電話) | アプリをインストールしている相手と通話ができる。プッシュ通知なので子供の連絡に気づきにくい。 |
ビデオ通話 | アプリをインストールし、デバイスをフォローしている相手と通話ができる。プッシュ通知なので子供の連絡に気づきにくい。 |
結論を言うと、お子さんの電話を逃さないようにしたい場合は音声通話SIM、通話をあまり使う予定がない場合はデータSIMで十分だと思います。
データSIMのデメリットは、子供から着信があってもプッシュ通知のため気づきにくいことです。
お子さんからの電話を見過ごさないようにされたい方は、少し料金は高くなりますが音声通話SIMがおすすめです。
スマホ等は、最初からSIMカードが入っていることが多く、SIMカードを自分でセットするのが初めてという方もいるかと思います。
そんな方向けに、myFirst Fone R1にSIMカードを入れる方法について、動画で撮影しました。
他のスマートウォッチでもやり方は近いと思うので参考にされてください。
不安な方は動画を見ていただければ、そんなに難しい作業じゃないとわかると思います。
動画を見ながらセットしてみてくださいね。
GPS、通話(通信)、SOS機能が使えるスマートウォッチは限られています。
「myFirst Foneシリーズ」が特に優れているのが次の点です。
- 口コミの安心感
- 自動録音機能など見守り機能の充実
- 技適認証を取得している
7つのスマートウォッチすべてを比較した記事はこちらです。
キッズスマートウォッチ7選|子供の見守り機能(通話、GPS等)搭載の機種を徹底比較
よくある質問
- 格安SIMを利用できるキッズスマートウォッチのオススメはどれ?
-
機能面と安心感で「myFirst Foneシリーズ」をオススメします。見守り用キッズスマートウォッチを比較した記事も併せて参考にされてください。
- キッズスマートウォッチの通話機能を使う場合、通話料金はいくらかかるの?
-
通話料金は携帯大手3社と格安SIMで共通で30秒22円です。ただし、格安SIMの会社のうち、MVNOと呼ばれる会社の多くは通話料が通常の半額の30秒11円程度です。
まとめ|キッズスマートウォッチで月額がかからない方法と格安SIMで費用を抑える方法
最後にこの記事のおさらいです。
キッズスマートウォッチで月額がかからない方法は次の3つです。
- LINEMOのキャンペーンを利用
- Wi-Fiを利用
- マイファーストフォン専用データSIM「myFirst FreeSIM」を利用
QISHUOの場合は、SOS機能も利用できる、b-mobileの音声通話SIMがオススメです。
\ 月額290円から通話できる /
この記事を参考に、目的に合った見守り用機器を選んで、お子さんを危険から守ってあげてくださいね。
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