
見守り用のキッズスマートウォッチやGPS、月額がかからない方法や安く済ませる方法はないかな?
子供の見守り用機器には、キッズスマートウォッチ、GPS、キッズスマホ、携帯がありますが、通話機能やGPSを使うには、通信費がかかります。
私はキッズスマートウォッチを購入する際に、月額がかからない方法や少しでも費用を抑える方法を探しました。
この記事では、そのときに調べたキッズスマートウォッチ、GPS発信機、キッズスマホについて、月額がかからない方法や費用を抑える方法について解説しています。
なお、キッズ携帯はキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の回線を使うため無料で利用する方法がありません。
また、子供の見守り用機器(キッズスマートウォッチ、GPS発信機、キッズスマホ・携帯)について安全面と費用面から比較し、それぞれのメリット、デメリットについても解説しているのでぜひ参考にされてください。



費用を抑えつつ子供の見守りができるものを選ぶことが大事です。この記事を読んでご家庭に合ったものを選ばれてくださいね。
- キッズスマートウォッチなどの見守り用機器を無料または格安で利用する方法はあるか
- 子供の見守り用機器の選び方
- キッズスマートウォッチ、GPS、キッズスマホ・携帯のメリット、デメリット
- おすすめのキッズスマートウォッチ、GPS、キッズスマホ・携帯
キッズスマートウォッチ、GPS発信機の月額がかからない方法と格安SIMで月額を抑える方法を解説します





毎月の支払いなしでキッズスマートウォッチを利用する方法はないかな?



月額がかかるかどうかは誰もが気になるところだと思うので最初に解説しますね。
結論から言うと、基本的には月額がかからない方法はありませんが、例外はあります。
見守りに必要な3つの機能(GPS、通話(通信)、SOS)を利用する場合、SIMカードが必要となるため、毎月通信費が発生します。
ただし、例外もあるので月々の負担をなくす(減らす)方法として、ここでは次の3つをご紹介します。
- 月額がかからないSIMカードでキッズスマートウォッチを使う方法
- 格安SIM(月額198円~)でキッズスマートウォッチを利用する方法
- 買い切りタイプのGPS発信機を利用する方法
月額がかからないSIMカードでキッズスマートウォッチを使う方法
まず、月額がかからないSIMカードを利用してキッズスマートウォッチを使う方法について解説します。
その方法は次の2つです。
楽天モバイル- LINEMO
以前は、楽天モバイルで1GBまで無料で利用できたのですが、新プランへの移行とともに、0~3GBまで1078円(税込) となってしまいました。
現在、LINEMOがキャンペーン中で、8か月間は990円の月額が無料となっています。
このキャンペーンを使えば、キッズスマートウォッチを無料で利用できます。
ただし注意点が2点あります。
1点目は、日本で販売されている見守り用キッズスマートウォッチの中で動作が保証されているSIMにLINEMOのSIMカードは入っていないことです。
せっかくSIMカードを用意しても、動作が保証されていないSIMカードを使った場合、位置情報の把握ができなかったり、バッテリーがすぐになくなるなどの不具合が起きる可能性があります。
利用の際は、キッズスマートウォッチの口コミなどをしっかり確認するようにしましょう。
※動作保証されていなくても利用できる場合はあるようです。
2点目は、月額がかからないのは、無料キャンペーン期間中だけなので、期間が終了すると月額990円がかかってしまうことです。
この注意点があるので、次に説明する格安SIMを利用する方法をオススメします。
格安SIM(月額198円~)でキッズスマートウォッチを利用する方法
タイトル | ![]() ![]() Oaxis Japan公式サイト | ![]() ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() Amazon | ![]() ![]() Amazon | ![]() ![]() Amazon |
商品名 | myFirst Fone R1 | myFirst Fone R1s | QISHUO キッズスマートウォッチ LT25 | QISHUO キッズスマートウォッチ LT21 | PTHTECHUS 4Gネットワークキッズウォッチ携帯電話(T30) |
料金 (レビューがある店舗の料金) | 18,800円(税込) (Oaxis公式サイト) | 26,800円(税込)(公式サイト) | 12,150円(税込) (Amazon) | 12,150円(税込) (Amazon) | 12,419円(税込) (Amazon) |
月額費用 | 198円~ (税込) | 198円~ (税込) | 290円~ (税込) | 290円~ (税込) | 209円~ (税込) |
通話&チャット機能 (SIMカード必要) | 通話 ビデオ通話 個別にチャットできる | 通話 ビデオ通話 個別にチャットできる | 通話 ビデオ通話 グループチャットのみ | 通話 ビデオ通話 グループチャットのみ | ビデオ通話 チャット機能あり (詳細不明) | 通話
対応SIMカード | HISモバイル IIJeimio ※口コミでHISを推す声多数 | HISモバイル IIJeimio ※口コミでHISを推す声多数 | OCNモバイルONE b-mobile ※口コミによるおすすめ | OCNモバイルONE b-mobile ※口コミによるおすすめ | LINEモバイル、bmobileのデータSIM、IIJmioのSIM、nuroのデータSIMなど(詳細不明) |
GPS機能 | 誤差は数10m ※実際に使った結果 | 誤差は数10m ※実際に使った結果 | 多少の誤差あり ※口コミ情報 | 多少の誤差あり ※口コミ情報 | 精度は不明 | あり
SOS機能 | ボタンを押すと緊急信号と周囲の音(30秒)を保護者に送信 | ボタンを押すと緊急信号と周囲の音(30秒)を保護者に送信 | ボタンを長押しすると保護者に通話発信 | ボタンを長押しすると保護者に通話発信 | ボタンを長押しすると保護者に通話発信 |
※スマホアプリで操作して、スマートウォッチから自動で電話を掛け、子供の周辺の音を聞くための機能
次に、格安SIMを利用する方法を紹介します。
上の表は、日本で販売されている見守り用キッズスマートウォッチの主な機種を比較した表です。
見守り用キッズスマートウォッチは、OaxisのmyFirst FoneシリーズかQISHUOのLTシリーズを選ぶ方がほとんどだと思うので、その前提で話を進めます。
まだ、どのキッズスマートウォッチにするか決まっていない場合は、こちらの記事も参考にされてください。
【子供の見守り機能で比較】キッズスマートウォッチ6選!SIMフリーで通話、GPSが使えるおすすめの機種
それでは、オススメの格安SIMや選ぶときの注意点について解説します。
myFirst FoneならHISモバイルが公式サイトで動作保証されています。
また、QISHUOの場合、b-mobileについては、Amazonの商品紹介の中で推奨SIMとして挙げられていて、口コミでも問題なく使えているという報告が多くあります。
HISモバイル、b-mobileは業界最安値の格安SIMなので、かなり負担を抑えることができますよ。
ただし、myFirst Fone、QISHUOのデータSIM利用については、使える機能に違いがあるので注意が必要です。
データSIMで利用できる機能を表にまとめました。
myFirst Fone | QISHUO | |
---|---|---|
音声通話 (ダイヤル発信) | ||
音声通話 (IP電話) | ||
ビデオ通話 | ||
GPS機能 | ||
SOS機能 |
QISHUOの場合は、データSIM利用だとSOS機能が利用できないというデメリットがあります。
通信費が月額で100円ほど上がりますが、音声通話SIMをオススメします。
まとめると次の通りです。
OaxisのmyFirst Foneの場合は、HISモバイルのデータSIMか音声通話SIMがオススメです。
\ 月額198円からのデータSIMに申し込む /
\ 月額290円からの音声SIMに申し込む /
QISHUOの場合は、SOS機能も利用できる、b-mobileの音声通話SIMがオススメ。
\ 月額290円から通話できる /
私はキッズスマートウォッチの「myFirst Fone」にHISモバイルのSIMカードを入れて利用しています。
長男は2021年モデルの「myFIrst Fone R1」、下の子には新モデルの「myFirst Fone R1s」を最近購入しました。
詳しく知りたい方は下のリンクからどうぞ。
【比較レビュー】myFirst Fone R1sとR1の違いは?どちらを選ぶべきか口コミ・評判を紹介!メリット・デメリットも解説
買い切りタイプのGPSなら月額がかからない
画像 | ![]() ![]() FamilyDot(ファミリードット) | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
商品名 | Family Dot (ファミリードット) | どこかなGPS | amue link |
料金体系 | 買い切り (2年間利用後は年間5,500円で利用可) | 買い切り (2年間利用後は月額440円で利用可) | 買い切り (3年間利用後は買い直し) |
初期費用 | 9,900円 (税込) | 13,200円 (税込) | 39,900円 (税込) |
月額料金 | なし | なし | なし |
2年使用した場合の総額 | 9,900円 (税込) | 13,200円 (税込) | 39,900円 (税込) 2年換算 26,600円 |
保護者との連絡タイプ | なし | GPS→スマホへの通知ボタンあり | GPS⇔スマホ 音声送受信 |
GPS精度 | GPS/Wi-Fi/携帯基地局 | みちびき/GPS/GLONASS・補助的にWi-Fi/携帯基地局 | GPS, みちびき, GLONASS/携帯基地局/Wi-Fi |
更新頻度 | 3分/5分/10分 | 3分/5分/10分 30分/更新なし | 1分・2分・6分 |
充電時間 | 約2時間 | 約90分 | 最大2.5時間 |
バッテリー 持続時間 | 約3日程度 | 4日以下 | 最大5日 |
サイズ・重さ | 45*45*18.5 34.5グラム | 47*47*15.5 34グラム | 60*26*12.3 23.7グラム |
個人的には、3年以上利用する場合のトータルコストや機能面でキッズスマートウォッチをオススメしますが、2年以下の短い期間の利用ではGPS発信機にもメリットがあります。
そこで参考に、GPSの月額がかからない方法についても解説します。
上の表は、買い切りタイプのGPSをまとめたものです。
買い切りタイプであれば、本体価格の費用のみで、2~3年は無料で利用できます。
契約する必要もなく、購入してすぐに利用できるのもメリットです。
昨年、買い切りタイプのGPS「FamilyDot(ファミリードット)」が価格を見直したことで業界最安値となりました。
契約不要で、本体価格の9,900円(税込)を支払えば2年間は通信費はかかりません。
次に、2年間、13,200円(税込)で利用できるのが「どこかなGPS」。
価格と機能のバランスが良い機種ですが、残念ながら2024年10月31日でサービス終了とアナウンスされています。
「amue link」は双方向で連絡が取れる高機能な買い切りタイプの機種で3年間利用できます。
※価格は39,900円(税込)と高価格です。
GPS発信機が気になる方は、別の記事で月額がかかるタイプも含め、8種類の機種を比較しているので参考にされてください。下のリンクから読めます。
【価格と機能を比較】みちびき対応GPSアプリ8選!子供の見守りにおすすめは?
子供の見守り用機器の選び方


お子さんの見守り用機器を選ぶ際は、次の3つの点で検討すると良いと思います。
- 見守り用機器の特徴(メリット・デメリット)で選ぶ
- コストで選ぶ
- お子さんの年齢で選ぶ
個人的には、機能面、コスパから考えるとスマートウォッチが最もおすすめです。
スマートウォッチをおすすめする理由はこちらの記事で詳しく解説しているので参考にされてください。
スマホ以外の連絡手段は?小学生の子供にはスマートウォッチがおすすめな5つの理由
実際、わが家でもスマートウォッチを長男が小4になったときから利用しています。
見守り用機器の特徴(メリット・デメリット)で選ぶ
見守り用機器にはそれぞれ特徴、メリット・デメリットがあるのでそれを踏まえて選びましょう。
見守り用機器の特徴について表にまとめたので参考にされてください。
機器 | メリット | デメリット |
---|---|---|
スマートウォッチ | ・格安SIM利用で負担を抑えられる ・携帯しやすく邪魔にならない ・紛失しにくい | ・ボタン一つでSOS発信ができる・日本製のものがない ・学校が持込を禁止している場合あり ・使い方によっては電池の減りが早い ・本体価格が高い |
GPS発信機 | ・学校に持ち込める ・電池の持ちが良い ・余計な機能が無い ・本体価格が抑えられる | ・通話やメール機能はない ・本体価格+通信費でトータルコストは機能の割に高くつく |
キッズスマホ | ・インターネットが利用できる ・親のキャリアに関係なく使える | ・フィルターやアプリ制限が必要 ・月額負担が大きい ・携帯しにくく邪魔になる ・基本的に学校が持込を禁止 |
キッズ携帯 | ・防犯ブザー機能が標準装備 ・キャリアの家族割引が使える ・同じキャリアの家族同士で通話できる | ・3大キャリア以外の機種はない ・携帯しにくく邪魔になる ・基本的に学校が持込を禁止 |
また、子供の見守り用機器の大事な機能(GPS、通話(通信)、SOS機能)のうち、必要だと思う機能が機器によって使えるかどうか確認が必要です。
例えば、同じスマートウォッチでも、安価なものはそもそも見守り機能が付いていないものもあります。
子供の見守り用機器の主な機能(GPS、通話(通信)、SOS機能)について解説(タップすると開きます)
子供の見守り用機器の主な機能には、GPS、通話(通信)、SOSの3つの機能があります。
3つの機能でできることは次のとおりです。
- 保護者はスマートフォンに専用アプリをインストールすることで、子供の現在位置を把握できる
- エリア設定の機能があれば、いつもの行動範囲から子供が出たときにアラートで知らせてくれる
- 機器や使用する地域によって、位置把握の精度は異なる
GPS機能は、キッズスマホ・携帯、GPS、スマートウォッチのどれでも利用できます。
ただし、位置把握の精度が商品や住んでいる地域によって異なるので口コミなどをよく確認する必要あり。
- 子供と電話で話したり、絵文字やテキスト、音声メッセージを送ることができる
- 音声SIMを利用する場合は、ビデオ通話やIP電話だけでなく、ダイヤル発信による通常の電話ができる
- データSIMを利用する場合は、アプリを利用してビデオ通話やIP電話による通話ができる。
通話(通信)機能は、キッズスマホ・携帯、GPSの一部、見守り用スマートウォッチなら利用できます。
- ボタンを押したり端末の簡単な操作で、保護者に緊急通知が届く
- キッズスマホや携帯なら簡単に110番や119番通報ができる機能も
- SOS発信後に、周囲の音を録音する機能を備えた高機能な機器もあり
SOS機能は、キッズスマホ・携帯、GPSの一部、見守り用スマートウォッチなら利用できます。
キッズスマホ・携帯は、画面操作が必要、GPSやスマートウォッチならボタンを押すだけなど、子供にとっての使いやすさに差があります。
コストで選ぶ
キッズスマホ・携帯、GPS、スマートウォッチを利用するためには、本体価格と通信費がかかります。
機器 | 本体の価格帯 | 月額の目安 |
---|---|---|
キッズスマートウォッチ | 12,000~26,000円 | 198円~ |
GPS発信機 | 5,280~19,800円 | 462円~ |
キッズスマホ | 9,980~55,000円 | 1,100円~ |
キッズ携帯 | 14,000~18,000円 | 529円~ |
上の表では、少しわかりにくいので、コスパや機能面から、それぞれの機器のイチオシ商品で比較してみました。
下の表をご覧ください。
機器 | 商品名 | おすすめの価格 | 本体月額の目安 |
---|---|---|---|
キッズスマート ウォッチ | myFirst Fone R1 | 15,980~18,800円 | 198円~ |
GPS発信機 | goo of things いまここ | 3,280円 | 638円 |
キッズスマホ | トーンモバイル![]() ![]() | e21 rev.2|29,980円 e22|21,780円(TONE Laboに参加しない場合は32,780円) | 1,100円~ |
キッズ携帯 | キッズケータイSH-03M(ドコモ) | 14,256円 | 550円 |
mamorino5(マモリーノ ファイブ) | ケータイ | au | 15,840円 | 737円 | |
キッズフォン2 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク (softbank.jp) | 18,000円 | 539円 |
2年以内での利用ならGPS発信機という選択もありですが、3年以上利用するなら「myFirst Fone R1」が最もオススメ。
ランニングコストが抑えられる上に、GPS、通話、SOSの3つの機能が揃っているのでコスパが圧倒的に良いです。
子供の年齢で選ぶ
年齢によって、持たせるのに適した機器があるので参考にされてください。
学年(年齢) | おすすめの機器 |
---|---|
小1~2(7~8才) | スマートウォッチ、GPS |
小3~4(9~10才) | スマートウォッチ、キッズ携帯 |
小5~6(11~12才) | スマートウォッチ、キッズスマホ |
個人的にどの学年にもおすすめなのがスマートウォッチです。
GPS、通話(通信)、SOS機能を備え、携帯のしやすさ、紛失リスクの低さを考えるとコスパがとても良いです。
また、小学校6年間利用すると考えれば安い買い物だと思います。
中学生まではスマホや携帯は持たせたくないという方も多いと思うので、その場合はスマートウォッチ一択です。
こちらの記事で見守り用スマートウォッチを比較しているので参考にされてください。
【見守り機能で比較】子供用スマートウォッチ6選!SIMフリーで通話、GPS機能が使える機種を厳選
GPSはむずかしい操作が不要なので、低学年のお子さんにおすすめです。
機種にもよりますが、GPSは全般的にキッズスマートウォッチより、位置情報が正確というメリットがあります。
GPSが気になる方はこちらの記事を参考にされてください。
【価格と機能を比較】みちびき対応GPSアプリ8選!子供の見守りにおすすめは?
キッズ携帯は、家族がキャリアを利用している場合は、お得に利用できるので選択肢としてありだと思います。
キッズスマホは、高学年になり、夜まで進学塾などの習い事に通う場合は持たせる必要があるかもしれません。
また、周りの友達が持っているとなるとお子さん自体が欲しがるかもしれませんね。
その場合は、個人的には早い気もしますがキッズスマホを持たせることも検討してあげてください。
キッズスマートウォッチのメリット、デメリットをそれぞれ解説します


それでは、私が見守り用機器の中で最もオススメするキッズスマートウォッチのメリット、デメリットについてそれぞれ解説していきます。
キッズスマートウォッチのデメリット
日本製のものがない
以前は、ドコモなど大手キャリアやタカラトミーが販売していたようですが、現在は撤退しています。
海外製のキッズスマートウォッチは故障や不具合が心配だと思いますが、次の点を心がければ失敗することはありません。
- 口コミ等でしっかり情報収集する
- アフターフォローがしっかりしているメーカーを選ぶ
学校が持込を禁止している場合あり
時計の持ち込みができない学校も多いようなので、そのような場合はキッズスマートウォッチは登下校には使えないことになります。
ただし、キッズスマートウォッチの中には、ベルトを外してホルダー型のGPSのように利用できるものもあります。
GPSはほとんどの学校で持ち込み禁止の対象ではないので、安心して利用できます。


使い方によっては電池の減りが早い
GPS内蔵の機器は、電波を探す頻度が多いとバッテリーを消耗します。
キッズスマートウォッチはGPS発信機などに比べると、位置情報の更新頻度を多くすると電池の減りが早く、1日もたないこともあります。
5分、10分単位で自動更新の頻度を設定できますが、私は1時間で設定して、気になるときに手動で更新するという使い方をしています。
この使い方であれば、どの機種でも少なくとも1日はバッテリーは持ちます。
本体価格が高い
キッズスマートウォッチは安いものでも12,000円以上はするので、GPS発信機に比べると、負担に感じるかもしれません。
ただ、次の点から考えるとトータルではコスパが良いと思います。
- キッズスマホと比べると概ね安価な機種が多い
- 見守りに特に大事な機能(GPS、通話、SOS機能)が揃っている
- 格安SIMが使えるので、月額200円程度から利用できる
キッズスマートウォッチのメリット
ボタン一つでSOS発信ができる
見守り用のキッズスマートウォッチには、SOSボタンが標準機能で付いています。
GPS発信機は機種によって、付いているものもあれば付いていないものもあります。
キッズスマホや携帯では、緊急時に画面操作が必要なのが気になるところ。
キッズスマートウォッチは、本体の横にボタンがあり、複雑な操作が不要なのでいざというときに安心です。
格安SIM利用で負担を抑えられる
キッズスマートウォッチの大きなメリットは、格安SIMが利用できるので月額の費用が抑えられることです。
機種によって、動作確認されているSIMカードは異なりますが、データSIM利用の場合は198円から利用できるものもあります。
ダイヤル発信の電話が利用できる音声通話SIMでも、290円から利用できる機種もあり、他の見守り用機器に比べて通信費は安いです。
わが家はほぼ月額200円で済んでいます。
携帯しやすく邪魔にならない
腕時計として、身につけるので子供にとって邪魔にならないのがメリットです。
キッズスマホや携帯は、首からストラップにしてかけていると、破損や遊んでいるときに友達にぶつけてしまうことなどが心配です。
キッズスマートウォッチならこのような心配がなく、安心して利用できます。
紛失しにくい
GPS発信機やスマホ、携帯の場合、学校以外ではカバンやポケットに入れることが多いと思います。
その場合、紛失やカバンから離れたときに位置情報がわからなくなるリスクがあります。
肝心な時に位置がわからない、連絡がとれないことが一番困るので、常に身につけておけるのは大きなメリットです。
おすすめのキッズスマートウォッチ、GPS、スマホ・携帯





買いたい機器は決まったけど、具体的にどの商品が良いんだろう?



コスパ、見守り機能などから、1つずつおすすめを紹介します。ぜひ参考にされてください。
キッズスマートウォッチのおすすめは「myFirst Fone R1」
商品画像 | ![]() ![]() Oaxis Japan公式サイト | ![]() ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() Amazon | ![]() ![]() Amazon | ![]() ![]() Amazon |
商品名 | myFirst Fone R1 | myFirst Fone R1s | QISHUO キッズスマートウォッチ LT25 | QISHUO キッズスマートウォッチ LT21 | PTHTECHUS 4Gネットワークキッズウォッチ携帯電話(T30) |
料金 (レビューがある店舗の料金) | 18,800円(税込) (Oaxis公式サイト) | 26,800円(税込)(Oaxis公式サイト) | 12,150円(税込) (Amazon) | 12,150円(税込) (Amazon) | 12,419円(税込) (Amazon) |
ランニングコスト (データSIM最安値) | 198円~ (税込) | 198円~ (税込) | 290円~ (税込) | 290円~ (税込) | 209円~ (税込) |
通話&チャット機能 (SIMカード必要) | 通話 ビデオ通話 個別にチャットできる | 通話 ビデオ通話 個別にチャットできる | 通話 ビデオ通話 グループチャットのみ | 通話 ビデオ通話 グループチャットのみ | ビデオ通話 チャット機能あり (詳細不明) | 通話
対応SIMカード | HISモバイル IIJeimio ※口コミでHISを推す声多数 ※わが家もHIS利用中 | HISモバイル IIJeimio ※口コミでHISを推す声多数※わが家もHIS利用中 | OCNモバイルONE b-mobile ※口コミによるおすすめ ※データSIMは見守り機能利用不可 | OCNモバイルONE b-mobile ※口コミによるおすすめ ※データSIMは見守り機能利用不可 | LINEモバイル、b-mobileのデータSIM、IIJmioのSIM、nuroのデータSIMなど(詳細不明) |
GPS機能 | 多少の誤差あり ※口コミ情報 | 多少の誤差あり ※口コミ情報 | 多少の誤差あり ※口コミ情報 | 多少の誤差あり ※口コミ情報 | 精度は不明 | あり
SOS機能 | ボタンを押すと緊急信号と周囲の音(30秒)を保護者に送信 | ボタンを押すと緊急信号と周囲の音(30秒)を保護者に送信 | ボタンを長押しすると保護者に通話発信 | ボタンを長押しすると保護者に通話発信 | ボタンを長押しすると保護者に通話発信 |
防水機能 | 一時的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない | 継続的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない | 一時的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない | 一時的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない | 一時的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない |
バッテリー | 連続待受け48時間 連続通話6時間 | 連続待受け48時間 連続通話6時間 | 商品紹介に記載なし | 商品紹介に記載なし | 商品紹介に記載なし |
バイブレーション 機能 | なし | あり | なし | なし | なし |
音声聞き取り機能※ | なし | なし | あり | なし | なし |
懐中電灯機能 | なし | なし | なし | あり | なし |
※スマホアプリで操作して、スマートウォッチから自動で電話を掛け、子供の周辺の音を聞くための機能
上の表は見守り機能を備えたキッズスマートウォッチを比較したものです。
キッズスマートウォッチのおすすめは、「myFirst Fone R1」。
わが家でも実際に購入し、利用しているスマートウォッチです。
また、2022年に新モデルの「myFirst Fone R1s」が発売されました。(わが家は娘用に購入)
R1sはR1と比べて定価で6,000円以上価格が上がるので、この記事ではR1をオススメしています。
ただし、機能はR1sの方が充実しているので、違いが気になる方はこちらの記事をご覧ください。
【比較レビュー】myFirst Fone R1sとR1の違いは?どちらを選ぶべきか口コミ・評判を紹介!メリット・デメリットも解説
GPS、通話(通信)、SOS機能が使えるスマートウォッチは限られています。
5つのスマートウォッチを比較してみて分かった、「myFirst Foneシリーズ」が特に優れているのが次の点です。
- 口コミの安心感
- SOSボタンを押すと周囲の音を自動録音し保護者に送信する機能
- デザイン性
スマートウォッチを比較した記事はこちらです。
【見守り機能で比較】子供用スマートウォッチ6選!SIMフリーで通話、GPS機能が使える機種を厳選
myFirst Fone R1はOaxis Japan公式サイトで購入できます。
これ1つで小学校6年間は登下校、習い事の往復時も安心です。
公式サイトで購入するメリットは次のとおりです。
GPSのおすすめは「goo of things いまここ」
画像 | ![]() ![]() FamilyDot(ファミリードット) | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() BoTトーク | ![]() ![]() みもりGPS |
商品名 | Family Dot (ファミリードット) | どこかなGPS | amue link | みてねみまもりGPS | goo of things いまここ | BoTトーク | みもりGPS |
料金体系 | 買い切り (2年間利用後は年間5,500円で利用可) | 買い切り (2年間利用後は月額440円で利用可) | 買い切り (3年間利用後は買い直し) | 本体価格+月額 | 本体価格+月額 | 本体価格+月額 | 本体価格+月額 |
初期費用 | 9,900円 (税込) | 13,200円 (税込) | 39,900円 (税込) | 5,280円 (税込) | 3,280円 (税込) | 5,280円 (税込) | 8,580円 (税込) |
月額料金 | なし | なし | なし | 528円 (税込) | 638円 (税込) | GPS+トーク:748円(税込) ※GPSのみのプランあり | 748円 (税込) |
2年使用した場合の総額 | 9,900円 (税込) | 13,200円 (税込) | 39,900円 (税込) 2年換算 26,600円 | 17,952円 (税込) | 17,954円 (税込) | GPS+トーク:23,232円(税込) ※GPSのみのプランあり | 26,532円 (税込) |
保護者との連絡タイプ | なし | GPS→スマホへの通知ボタンあり | GPS⇔スマホ 音声送受信 | なし | GPS→スマホ いまここ通知ボタン | GPS⇔スマホ 音声送受信 ※GPSのみのプランあり | GPS→スマホへ通知ボタン スマホ→GPSへ音声メッセージ |
GPS精度 | GPS/Wi-Fi/携帯基地局 | みちびき/GPS/GLONASS・補助的にWi-Fi/携帯基地局 | GPS, みちびき, GLONASS/携帯基地局/Wi-Fi | みちびき/GPS/Gallileo/GLONASS/Beidou/アシストGPS 屋内や地下は携帯基地局/Wi-Fi利用 | みちびき/GPS/GLONASS/Galileo/BeiDou 一部WIFI測位 | GNSS(GPS / みちびきQZSS / BeiDou / Galileo / SBAS) アシストGPS( A-GPS ) クラウド測位( WiFi / 携帯基地局 ) モーションAI( 加速度 / ジャイロ ) | みちびき/GPS/GLONASS/Galileo/BeiDou アシストGPS Wi-Fi |
更新頻度 | 3分/5分/10分 | 3分/5分/10分 30分/更新なし | 1分・2分・6分 | 1.5分・3分 | 1.5-3分 3-5分 | 1-2分・3分 | 1.5-2分 3-5分 |
充電時間 | 約2時間 | 約90分 | 最大2.5時間 | 不明 | 約4-5時間 | 3-4時間 | 2-3時間 |
バッテリー 持続時間 | 約3日程度 | 4日以下 | 最大5日 | 最大1か月前後 | 最大2週間 | 4日~1週間 ※トークプラン利用時 | 2~3週間前後 |
サイズ・重さ | 45*45*18.5 34.5グラム | 47*47*15.5 34グラム | 60*26*12.3 23.7グラム | 48*48*20 54.5グラム | 51*51*15 39グラム | 50*50*21 50グラム | 48*48*19.6 48グラム |
月額がかからない買い切りタイプのGPSの場合、利用期間(2~3年)が過ぎれば、追加費用や新たな購入費用がかかります。
GPSの中では、機能と価格のバランスから、「goo of things いまここ」がオススメ。
初期費用が3,280円(税込)で、位置情報の把握だけでなく、GPSからのSOS通知も可能で、価格と機能のバランスが良い機種です。


GPSの7機種とキッズスマートウォッチ1機種を別の記事で比較しているので気になる方は下のリンクから併せてご覧ください。
【2022年比較】GPS8選|子供の見守りにおすすめ!契約不要な機種やメッセージが送れる高機能機種も紹介
キッズスマホのおすすめは「トーンモバイル」
「トーンモバイル」には、次のとおり独自の見守り機能が搭載されています。
- AIがお子さんの位置情報や乗り物を伴う移動状態を通知する機能
- AIフィルターで自画撮り被害を防止する独自カメラ機能
- 利用時間やアプリ毎の細かな制限
東京都など9都県市で推奨されている安心して使えるスマホです。
\ 公式サイトから申し込む /
キッズ携帯のおすすめ
キッズ携帯のおすすめは使用するキャリアによって変わるので、ここでは、ドコモ、au、ソフトバンクのキッズ携帯を紹介しておきます。
ドコモのおすすめキッズ携帯


auのおすすめキッズ携帯


mamorino5(マモリーノ ファイブ) | ケータイ | au
ソフトバンクのおすすめキッズ携帯


キッズフォン2 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク (softbank.jp)



この記事を参考に、目的に合った見守り用機器を選んで、お子さんを危険から守ってあげてくださいね。
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