【図鑑は何歳から?】知育に図鑑が有効な3つの理由・使い方を徹底解説!

この記事では、私の経験と瀧靖之さんの著書「『賢い子』は図鑑で育てる」をもとに図鑑の魅力を解説しています。

  • 図鑑で子どもの好奇心を伸ばしたい
  • 図鑑で学ぶ楽しさを知ってどんどん自分から勉強する子になってほしい
  • 図鑑の魅力を知りたい

この記事は、そんな子育て中の方向けの内容となっています。

人生100年時代では、一生のうち、転職しながら少なくとも3つの職業を経験するのが当たり前になると言われています。

また、AIの登場で単純作業だけでなく、高度な専門職でも仕事がAIに置き換わっていくと言われています。

先の見えない変化が加速する時代では、子どもに必要なのは、変化そのものを楽しみながら一生学び続ける姿勢です。

そのためには、幼い頃から、好奇心のままワクワクする時間をいかに多く過ごしたかがとても大切になってきます。

この本で、16万人の脳画像を見てきた脳医学者である著者は次のように述べています。

私は、『図鑑』こそが最高の育脳のツールだと確信をもっています。

この記事では、図鑑好きな子が賢く育つ理由を具体的な使い方についてお伝えします。

目次

図鑑は好奇心を伸ばすエンターテイメントです

私が図鑑を買ってみて思ったのは、昔の図鑑とくらべて進化がすごいということです。

子どもの好奇心を刺激して興味を引くための工夫がちりばめられています。

危険生物を特集した図鑑では、危険生物同士が戦ったらどちらが勝つか予想したり、毒の強さをランキングしたりと大人が見ていてもおもしろいです。

・図鑑で恐竜を見て恐竜展を見に行く⇔恐竜展で見た恐竜を図鑑で調べる

・近所で見かけた鳥や花の名前を調べる⇔鳥や花を図鑑で見て近所の鳥や花に関心をもつ

こういったサイクルができるとどんどん図鑑にはまっていきます。

最近の図鑑は、電子書籍もあるのでスマホやタブレットですぐに図鑑を開いて調べることもできます。

図鑑を眺めるだけで、古代の遺跡、世界中の動植物、天体など、過去から世界、宇宙までつながることができると考えると、子どもの世界を広げるのに最高のアイテムだと思います。

また、雨の日に何をしようか悩むこともなくなりますよ。

小さな本の中に広大なワクワクする世界が広がっているのが図鑑の魅力です。

【ここで図鑑からクイズ(答えはこの記事の最後)】

1 ホオジロザメとシャチが戦ったらどちらが勝つでしょう?
2 毒が最も強い生物は?

図鑑は何歳から読ませるのが良い?おすすめの年齢は?

わが家も愛読している講談社のMOVEや、小学館のNEOのような本格的な図鑑は3歳からが対象とされています。

2~3歳でも、興味のあるジャンル、例えば恐竜好きのお子さんなら恐竜の図鑑だけ購入して読ませてみると良いと思います。

3歳~小学生の子供におすすめの図鑑セット(MOVE・NEOなど)知育マニアの私が徹底比較!

しかしながら、0歳児や1歳児を対象にした図鑑もあるので、絵本と一緒に一緒に眺めたり読んだりするのがおすすめです。

お子さんが気に入った図鑑があれば、繰り返し一緒に見たり、同じシリーズを増やしていくと良いと思います。

小さい頃から親しんでいると、知的好奇心旺盛になり、本格的な図鑑にも興味を持つようになりますよ。

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図鑑が家にあると賢い子に育つ3つの理由

図鑑が家にあると賢い子に育つ理由は、次の3つです。

  • 楽しみながら目標を達成する力が伸びる
  • 知識と学力が身につく
  • 記憶力が伸びる

それでは1つずつ見ていきましょう!

楽しみながら目標を達成する力が伸びる

図鑑を見て興味をもったら、最初は親が声をかけて実物を見に行ってみてください。

例えば、動物を見たら動物園に行って本物を見る。水族館に行ってみる。

この習慣ができれば、お子さんは「もっと知りたい」「もっと見たい」という気持ちになり、親や先生に質問したり、本物に触れたくなります。

こちらから「山登りしよう」「動物園に行こう」と言わなくても「カブトムシを捕まえにいきたい」「キリンが見たい」と提案するようになります。

自分のしたいことをどうやって叶えるかを考えるようになります。

つまり、お子さんが受け身じゃなくなるということです。

幼い頃から、図鑑を見て自分の好奇心を満たしてきた子どもには、この世界におもしろいことがたくさんあって、それを叶えることが自分にはできるという自信も身につきます。

知識と学力が身につく

人間は、知っていることには親近感が湧き興味をもちます。(心理学用語でファミリアリティ)

図鑑を楽しみながら見るだけで、あらゆるジャンルにこのファミリアリティをもつことができます。

大人でもまったく知らないジャンルの専門的な話を聴かされるとつかれますよね。

図鑑を幼い頃から見ていると、動植物、地球の歴史、宇宙など、あらゆる分野に触れることができます。

授業で習う聞く言葉や教科書の写真も「なんか聞いたことがある」「見たことがある」と思えば、がぜん興味が湧くはずです。

親が口うるさく言わなくても、「図鑑好き」は「勉強好き」になります。

記憶力が伸びる

記憶力は憶えることを繰り返せば繰り返すほど、強くなります。

図鑑は情報量が多いので、それを繰り返し読みこんでいくと、自然と記憶力が見についていきます。

図鑑を読むことは、知識を増やすだけでなく、記憶力を鍛えることにもつながるということです。

図鑑のおすすめの使い方を3つご紹介します

様々な効果がある図鑑ですが、使い方によって、さらに効果的になります。

図鑑のおすすめの使い方を3つご紹介します。

リビングのテレビのそばに置く

図鑑はテレビととても相性がいいです。

テレビでお子さんが、ペンギンを見ていたら、すぐに図鑑を開いて一緒に見てあげてください。

これをくり返していると、勝手に自分で調べるようになります。

わが家では、辞書、地球儀とセットにしてテレビの近くに置いているので、子どもたちは勝手に調べるようになりました。

この「図鑑」「辞書」「地球儀」の知育3種の神器をうまく使うと、あらゆる物事、言葉、地理の知識が自然と身につきます。

幼児教室に通わせるよりおすすめの知育方法です。

地球儀と一緒に使う

地球儀もわが家で大活躍している知育アイテムですが、図鑑とあわせて使うことで相乗効果があります。

図鑑を見ると、動物の生息地や世界遺産の場所などが書かれています。

地球儀で場所の確認をすると、世界のあらゆることを図鑑で学び、地理も一緒に理解できるようになります。

さらにGoogleEarthを使うとイメージが広がります。

地球儀の使い方(GoogleEarthとの併用など)について気になる方はこちらの記事もどうぞ。

知育に地球儀が必要な3つの理由とおすすめの使い方~ある場所に置くと子供の世界が広がります~

一緒に読む

お子さんが幼いうち、または図鑑を買ってすぐの頃は、親が図鑑を開いて一緒に見てあげてください。

先ほどもお伝えしたとおり、最初に図鑑に親しんでおけば、自分でどんどん調べるようになります。

学ぶ習慣がない子どもに対して、小学校高学年以上になってから勉強しろと言っても、勉強好きにはなりません。

自分で調べる習慣がある子どもは、勉強することも苦になりません。

最初は時間がかかるかもしれませんが、あとから手がかからなくなるので、ぜひ実践してみてください。

まとめ

図鑑は、好奇心を刺激して世界を知る第一歩になります。

お子さんの将来にとって大きな財産になるので、セットを購入してリビングに置くのがおすすめです。

まずはお子さんが好きなジャンルの図鑑を1冊購入して徐々に増やすのもいいと思います。

誕生日やクリスマスに、お子さんの好きなジャンルの図鑑をプレゼントするのもおすすめです。

こちらの記事で、大手4社が出している図鑑セットを徹底比較しているので、図鑑を購入するときに参考にされてみてください。

小学生向けおすすめの図鑑セット、知育マニアの私が大手4社を徹底比較

「小学生向け」に書いた記事ですが、どのシリーズも「3歳から高学年まで」を対象にしているので3歳以上のお子さんでも参考になると思います。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

【クイズの答え】
1 シャチ(体重、スピード、パワーすべてシャチがサメより上)
2 マウイイワスナギンチャク(青酸カリの10万倍(!)の毒)
※イソギンチャクの仲間

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