
子供の見守り用にはQISHUOとOaxisのスマートウォッチ、どっちが良いんだろう?
この記事ではこのような疑問にお答えします。
- QISHUOとOaxis myFirst Foneを比較した結果
- QISHUOがオススメな人、Oaxisがオススメな人
- QISHUOの「LT25」と「LT21」の違い
- Oaxis myFirst Fone「R1s」と「R1」の違い
子供の見守り用のキッズスマートウォッチを探していると、「QISHUO」か「Oaxis」のスマートウォッチに行き着きます。
私は、長男用にこの2つで迷って最終的にOaxisの「myFirst Fone R1」を購入。
2022年に最新機種「myFirst Fone R1s」が発売されたので、7歳の娘用にはこちらを購入しました。
個人的には「my First Fone」を推しますが、QISHUOにもメリットがあるので、この記事で比較しながら解説していきます。
「QISHUO」と「Oaxis myFirst Fone」を9つの項目で比べてみました
子供の見守り用のキッズスマートウォッチでおすすめの機種は、「QISHUO」と「Oaxis」でそれぞれ2つずつあります。
QISHUOは、日本語対応のLT25とLT21という2つの機種がオススメです。
※QISHUOのキッズスマートウォッチは日本語非対応のものもあるので購入の際はご注意ください。
一方、Oaxisのキッズスマートウォッチは、「myFirst Fone R1」と「myFirst Fone R1s」の2機種。どちらもオススメです。
比較表を作成したのでまずはこちらを参考にされてください。
商品画像 | ![]() ![]() Oaxis Japan公式サイト | ![]() ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() Amazon | ![]() ![]() Amazon |
商品名 | myFirst Fone R1 | myFirst Fone R1s | QISHUO キッズスマートウォッチ LT25 | QISHUO キッズスマートウォッチ LT21 |
本体価格 (レビューがある店舗の料金) | 22,800円(税込) (Oaxis公式サイト) | 26,980円(税込)(Oaxis公式サイト) | 12,150円(税込) (Amazon) | 12,550円(税込) (Amazon) |
月額料金 (データSIM最安値) | 198円~ (税込) | 198円~ (税込) | 290円~ (税込) | 290円~ (税込) |
通話&メッセージ(チャット)機能 ※SIMカード必要 | 通話 ビデオ通話 個別にチャットできる | 通話 ビデオ通話 個別にチャットできる バイブレーション機能あり | 通話 ビデオ通話 グループチャットのみ | 通話 ビデオ通話 グループチャットのみ |
対応SIMカード | HISモバイル IIJeimio等 ※口コミでHISを推す声多数 ※わが家もHIS利用中 | HISモバイル IIJeimio等 ※口コミでHISを推す多数 ※わが家もHIS利用中 | HISモバイル b-mobile ※口コミによるおすすめ ※データSIMは見守り機能利用不可 | HISモバイル b-mobile ※口コミによるおすすめ ※データSIMは見守り機能利用不可 |
GPS機能 | 多少の誤差あり ※口コミ情報 | 多少の誤差あり ※口コミ情報 | 多少の誤差あり ※口コミ情報 | 多少の誤差あり ※口コミ情報 |
SOS機能 | ボタンを押すと緊急信号と周囲の音(30秒)を保護者に送信 | ボタンを押すと緊急信号と周囲の音(30秒)を保護者に送信 | ボタンを長押しすると保護者に通話発信 ※音声聞き取り機能あり | ボタンを長押しすると保護者に通話発信 |
防水機能 | 一時的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない | 継続的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない | 一時的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない | 一時的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない |
バッテリー | 連続待受け48時間 連続通話6時間 | 連続待受け48時間 連続通話6時間 | 商品紹介に記載なし 【口コミ】 ・利用しなくても1日で切れる ・2日間はもつ | 商品紹介に記載なし 【口コミ】 ・利用しなくても1日で切れる ・2日間はもつ |
日本語対応 | している | している | している | している |
※スマホアプリで操作して、スマートウォッチから自動で電話を掛け、子供の周辺の音を聞くための機能
それでは、表の内容について、詳しく解説していきます。
なお、この記事で紹介している4機種を含む5機種と日本製のキッズスマートウォッチのランキングが気になる方はこちらの記事をどうぞ。※日本製のキッズスマートウォッチは見守り機能なし
【子供の見守り機能で比較】キッズスマートウォッチ6選!SIMフリーで通話、GPSが使えるおすすめの機種
本体価格
QISHUO「LT25」、「LT21」の本体価格はともに約12,000円です。
ただし、楽天などを見ると、1万6千円台で販売されていたりと、時期や販売しているECサイトによって変わります。
一方、Oaxis myFirst Fone「R1」は22,800円、「R1s」は26,980円です。(定価)
※Oaxis公式サイトの価格
価格差がありますが、その分機能面や安心感に差があるのでどちらを重視するかでオススメの機種は変わります。
月額料金(データSIM最安値)
QISHUO
QISHUOの対応SIMは、公式サイトがないためAmazonの利用者によるレビューを参考に利用可能なSIMを確認しました。
HISモバイルとb-mobileは問題なく利用できるようです。
気を付ける点として、QISHUOのキッズスマートウォッチはデータSIMの場合、ダイヤル発信による通話、SOS機能が利用できません。
データSIMでも、通話に関しては、ビデオ電話が利用できるので気になりませんが、子供からのSOSに対して万全を期したいなら、音声通話SIMを選びましょう。
HISモバイルとb-mobileの音声通話SIMなら、月額290円から利用できるプランがあります。
この2つが国内最安のプランです。
2つの違いは下の表のとおりです。
HISモバイル | b-mobile | |
---|---|---|
データ量 / 290円 | 100MB ※100MB~1GBは550円 | 1GB |
通話料 / 30秒 | 9円 | 11円 |
あまりデータを使わない場合は、通話料が安いHISモバイル、100MBを超えることが多い場合は、b-mobileがオススメです。
わが家が利用しているのは、myFirst Foneですが、通話はほぼ使わず、メッセージのやりとりとGPSを使うぐらいなので100MBを超えることはありません。
わが家と同じような使い方ならHISモバイルでOK、通話を頻繁に使うならb-mobileが安心だと思います。
\ 国内最安の通話料! /
\ 1GBまで安心して使える! /
Oaxis myFirst Fone
myFirst Foneは、データSIMでもビデオ通話による通話、GPS、SOS機能が使えるのでデータSIMという選択肢もあります。
公式サイトで動作保証されているSIMの中で最も月額料金が抑えられるのは、HISモバイルです。
データSIMなら198円/月、音声通話SIMなら290円/月から利用できます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【月額198円】myFirst Fone R1、R1s対応の格安simカードを比較|楽天モバイル改悪後のおすすめは?
なお、b-mobileも動作に問題はないという情報もありますが、公式サイトで保証されていないので利用しない方が無難です。
通話&メッセージ(チャット)機能 ※SIMカード必要
QISHUOとOaxisのキッズスマートウォッチの通話機能は、SIMカードの種類によって利用できる機能が異なります。
データSIMと音声通話SIMでできることをまとめました。
SIMの種類 | データSIM | 音声通話SIM |
音声通話 (ダイヤル発信) | ✖ | 〇 |
音声通話 (IP電話) | 〇 | 〇 |
ビデオ電話 | 〇 | 〇 |
ボイスメッセージ | 〇 | 〇 |
テキストメッセージ | 〇 | 〇 |
QISHUO
QISHUOのキッズスマートウォッチの通話機能については、音声通話SIMの場合はすべての通話機能(ダイヤル発信、IP電話、ビデオ電話)が利用できます。
また、データSIMの場合は音声通話(ダイヤル発信)が利用できません。
音声通話 (ダイヤル発信) | スマートフォンや携帯電話の相手と通話ができる。 呼び出し音が鳴り続けるので子供からの電話を聞き逃すリスクが少ない。 |
音声通話 (IP電話) | myFirst Foneのアプリをインストールしている相手と通話ができる。 プッシュ通知なので子供の連絡に気づきにくい。 |
ビデオ通話 | myFirst Foneアプリをインストールし、デバイスをフォローしている相手と通話ができる。 プッシュ通知なので子供の連絡に気づきにくい。 |
次にメッセージ(チャット)機能ですが、音声メッセージは双方で送信できますが、絵文字は利用できません。
また、テキストメッセージはスマートウォッチからは送信できません。
スマホアプリからは、テキストメッセージ、写真が送れます。
また、1対1のチャットはできず、グループチャットのみです。
Oaxis myFirst Fone
通話機能については、QISHUOのキッズスマートウォッチと同様です。
メッセージ(チャット)機能については、次の4点がQISHUOと異なる点です。
- 絵文字が双方向で利用できる
- スマートウォッチ側から定型文が送信できる
- スマホアプリからはテキストメッセージが送信できる
- 1対1のチャットができる
対応SIMカード
QISHUO
公式サイトがないため、推奨SIM不明。
口コミ等の情報から、HISモバイル、b-mobileは利用可能。
なお、データSIMの場合、SOS機能が利用できない。
※ダイヤル回線を利用するため通話SIMが必要
音声SIM比較表
SIMカード会社 | 回線 | 月額(税込) | データ利用量 | 初期費用 | SIM発行料 | 通話料金 |
---|---|---|---|---|---|---|
HISモバイル 自由自在 290プラン | Dプラン (ドコモ・ ソフトバンク回線) | 290円 | 100MB | 3,300円 | — | 9円/30秒 |
b-mobile 合理的シンプル 290プラン ※公式サイト非推奨 | ドコモ回線 | 290円 | 100MB | 3,300円 | — | 11円/30秒 |
Oaxis myFirst Fone
公式サイトで動作保証されているSIMカードについて、データSIMと音声通話SIMそれぞれ表にまとめました。
データSIM比較表
SIMカード会社 | 回線 | 月額( | データ利用量 | 初期費用 | SIM発行料 |
---|---|---|---|---|---|
Oaxis 公式サイト myFirst FreeSIM | ドコモ回線 | 1,178円 | 無制限 | 0円 | 440円 |
IIJmio | Dプラン (ドコモ回線) | 740円 | 2GB | 3,300円 | 433.4円 |
BIC SIM | Dプラン (ドコモ回線) | 740円 | 2GB | 3,300円 | 433.4円 |
Y!モバイル | — | — | — | — | — |
イオン モバイル タイプ1 | — | — | — | — | — |
HIS モバイル ビタッ! プラン | Dプラン (ドコモ・ ソフトバンク 回線) | 198円 | 100MB | 3,300円 | — |
b-mobile 190PadSIM ※公式サイト 非推奨 | ドコモ回線 | 209円 | 100MB | 3,300円 | — |
音声SIM比較表
SIMカード会社 | 回線 | 月額(税込) | データ利用量 | 初期費用 | SIM発行料 | 通話料金 |
---|---|---|---|---|---|---|
Oaxis 公式サイト myFirst FreeSIM | — | — | — | — | — | — |
IIJmio | Dプラン (ドコモ回線) | 850円 | 2GB | 3,300円 | 433.4円 | 11円/30秒 |
BIC SIM | Dプラン (ドコモ回線) | 850円 | 2GB | 3,300円 | 433.4円 | 11円/30秒 |
Y!モバイル | ソフトバンク 回線 | 2,178円 | 3GB | — | — | 22円/30秒 |
イオン モバイル タイプ1 | Dプラン (ドコモ回線) | 803円 | 0.5GB | — | — | 11円/30秒 |
HISモバイル 自由自在 290プラン | Dプラン (ドコモ・ ソフトバンク回線) | 290円 | 100MB | 3,300円 | — | 9円/30秒 |
b-mobile 合理的シンプル 290プラン ※公式サイト 非推奨 | ドコモ回線 | 290円 | 1GB | 3,300円 | — | 11円/30秒 |
なお、SIMカードについて、詳しくこちらの記事で解説しています。
【月額198円】「myFirst Fone R1」に使える格安simカード|楽天モバイル改悪後のおすすめは?
月額費用を抑える方法について調べた結果についてはこちらの記事を参考にされてください。
キッズスマートウォッチで月額がかからない方法と格安SIMで費用を抑える方法を紹介|メリット、デメリットも併せて解説
GPS機能
QISHUOとOaxisのGPS機能については、どちらも「誤差は数十メートルでそんなに気にならない」、「実際の位置とかなりずれている」という口コミがあります。
評価が一定でないのは、使用しているSIMや住んでいる地域の状況によってGPSは精度が変わるためです。
私が住んでいる地域は地方都市ですが、位置情報に大きなズレを感じたことはありません。(Oaxis my First FoneにHISモバイルのSIM利用で数十メートルの誤差)
QISHUOとOaxisのGPS機能に関する違いは下記のとおり、自動更新の頻度です。
ただし、頻度を高くするとどちらの機種もすぐにバッテリーがなくなるため、頻度は1時間程度で設定して、気になるときに手動で確認するのがオススメ。
QISHUO
位置情報の自動更新は最短10分で設定できます。
Oaxis myFirst Fone
位置情報の自動更新は最短5分で設定できます。
SOS機能
QISHUO
キッズスマートウォッチ本体横のボタンを3秒押すと、保護者に通話発信されます。
ダイヤル回線を使うのでデータSIMの場合は、この機能は利用できません。
また、LT25だけに※音声聞き取り機能があります。
※スマホアプリで操作して、スマートウォッチから自動で電話を掛け、子供の周辺の音を聞くための機能
Oaxis myFirst Fone
キッズスマートウォッチ本体横のボタンを長押しすると、緊急信号と周囲の音(30秒)を保護者に送信する機能があります。
この機能は他のキッズスマートウォッチにはない機能でいざというときにあると安心ですね。
防水機能
防水機能は、QISHUOのLT25、LT21、Oaxis myFirst Fone R1の3機種はIPX7、R1sはIPX8です。
下記のとおり、IPX7でも十分な防水機能ですが、R1sはさらに強力な機能を備えています。
保護 等級 | 内容 |
---|---|
0級 | 特に保護がされていない |
1級 | 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴I形) |
2級 | 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴II形) |
3級 | 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防雨形) |
4級 | あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形) |
5級 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形) |
6級 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形) |
7級 | 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形) |
8級 | 継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形) |
バッテリー
QISHUO
Amazon等の商品情報では不明。
口コミ等では、充電がすぐに切れるという声、GPSの更新頻度によってはすぐに充電がなくなるという声、2日間はもつという声がありました。
これは使い方やSIMによって変わると思うので、一概には言えません。
ただ、HISモバイル、b-mobileでGPSの更新頻度を1時間以上おきにすれば問題なく使えるようです。
Oaxis myFirst Fone
Oaxis公式サイトでは、myFirast Foneのバッテリーについては、連続待受け48時間、連続通話6時間となっています。
これはQISHUOと同じく、使い方やSIMによって変わると思うので一概には言えません。
私の実体験では、HISモバイル利用、GPSの自動更新は1時間おきに設定していれば、丸1日問題なく利用できます。
日本語対応
どちらの機種も、本体、スマホアプリ、説明書は、いずれも日本語に対応しています。
口コミ・評判等
次に気になるQISHUO、Oaxis、それぞれの口コミ・評判について紹介します。
QISHUO
LT25|悪い評判の口コミ
- 初期不良なのか設定ができない
- 初期不良でタッチパネルが反応しない
- 初期不良があり交換してもらった
このような声がありますが、カスタマーセンターの対応は概ね高評価です。
説明書がわかりにくくSIMの設定がむずかしいという声がありました。
ただ、同時に価格が安いので、そこは許容範囲との意見もありました。
LT25|良い評判の口コミ
細かい不具合とビデオ通話ができなくなり、カスタマーセンターに問い合わせたら、すぐに担当者から連絡があり日本語、画像や動画で分かりやすく説明してくれて解決したという声がありました。
カスタマーセンターは外国人の対応になりますが、日本語でわかりやすく説明してくれるようです。
この値段で、gpsによる位置情報の把握、データsimかwifiよるテレビ電話、通話simによる通常電話が使えるのはもはや驚きという声がありました。
音声SIMを利用すればSOS機能も使えるので、最低限必要な機能はすべて揃って12,550円なので確かにコスパがとてもいい商品だと思います。
LT21|悪い評判の口コミ
APN設定がとにかくむずかしく、カスタマーセンターのレスポンスは早いもののAmazon経由で問い合わせるのでタイムリーではないという声がありました。
QISHUOは公式サイトが見当たらず、購入はAmazonや楽天からとなります。
トラブルがあった場合は直接問い合わせができないので、少し手間に感じるかもしれません。
故障や不具合などのトラブルが多いという声がありました。
届いた製品に少し不安がありますが、カスタマーセンターの評判は良いので、フォローはしっかりしてもらえるようです。
LT21|良い評判の口コミ
説明書に記載のないエラーなどわからない点が多々あったものの、販売元のサポートに連絡したところ迅速、丁寧な対応をしてもらい解決できたという声がありました。
サポート体制を評価する声は多いです。
子供の見守りに必要な機能が揃っていて満足という声が多くありました。
特に低学年の子供にオススメだと思います。
Oaxis myFirst Fone
R1s|悪い評判の口コミ
設定がむずかしいという声がありました。
ただ、YouTubeを見ながら解決したり、サポートがしっかり教えてくれたので解決したという声も同時にありました。
私が購入したのは旧モデルですが、私も設定には少し苦労しました。
公式推奨のHISモバイルが画面で選択できず、サポートにメールで問い合わせて解決しました。
カメラがインカメラのみで腕時計として身に付けていると、自撮りのみになるという声がありました。
カメラ機能はおまけ程度として考えた方が良いかもしれません。
R1s|良い評判の口コミ
バイブレーション機能により、子供が通知に気づきやすくなったため、親子のコミュニケーションがとりやすくなったという声がありました。
さらに、バイブレーション機能だけでも新製品(R1s)を選ぶ価値はあるという感想も。
デザインが良い(かっこいい、かわいい)といった声が多く、子どもが気に入って使用しているという口コミが多くありました。
また、自分のお気に入りの音楽を聴いて楽しんでいるという声も。
せっかく購入してもお子さんが使ってくれなかったり、付け忘れたりすると意味がなくなってしまうので本人が気に入るかは重要なポイントです。
悪い口コミでも紹介しましたが、サポートの対応が良いという声が多く見られます。
万が一、不具合があっても購入後のフォローがしっかりしているのは安心ですね。
R1|悪い評判の口コミ
ほかの機能については、ほとんど悪い口コミは見当たりませんでしたが、GPSの精度が悪いという口コミはチラホラ見かけました。
一方で都内なら正確という声もあり、場所やSIMによっても変わるのかもしれません。
ちなみにわが家は地方の中堅都市在住ですが、問題なく利用できています。
バイブ機能がないのが残念という声がありました。
実は2022年の春から出た新モデルには、バイブレーション機能が搭載されました。
バイブ機能が必要な方は値段は上がりますが、そちらを検討すると良いと思います。
R1|良い評判の口コミ
子どもの見守りに必要な機能については、満足できるという口コミが多いようです。
購入目的は、あくまで子どもの安全のためなので機能面がしっかりしているのかが最も気になるところですね。
デザインが良い(かっこいい、かわいい)といった声が多く、子どもが気に入って使用しているという口コミが多くありました。
せっかく購入してもお子さんが使ってくれなかったり、付け忘れたりすると意味がなくなってしまうので本人が気に入るかは重要なポイントです。
カメラや画面の不具合があったケースで、問い合わせ後すぐに交換してもらえたという口コミがいくつかありました。
万が一、不具合があっても購入後のフォローがしっかりしているのは安心ですね。
重要|技適認証を受けているかどうか
技適とは『技術基準適合証明』の略称で、『日本国内電波法』のことです。
無線通信の混信や妨害を防ぎ、また、有効希少な資源である電波の効率的な利用を確保するため、無線局の開設は原則として免許制としており、当該無線局で使用する無線設備が技術基準に適合していることを免許申請の手続きの際に検査を行うこととしております。出典:総務省
技適認証を受けていないキッズスマートウォッチを利用すると違法になる恐れがあるので、購入は慎重にされてください。
技適認証を受けているかどうかは、総務省の電波利用ホームページ内で調べることができます。
※番号は入力せずに、氏名又は名称の欄に法人名を入力するか、型式又は名称欄への入力で探せます。
総務省 電波利用ホームページ | 技術基準適合証明等を受けた機器の検索 (soumu.go.jp)
今回紹介したQISHUO、Oaxisの2つのうち、総務省のページで登録が確認できて、かつ公式サイトで技適認証を受けていることが明記されているのは、Oaxisの「myFirst Foneシリーズ」のみです。
結論|QISHUOとOaxis myFirst Foneはどちらがオススメ?メリット、デメリットは?
この記事で比較した中には入っていませんが、国内製か海外製かを気にする方もいると思います。
私もまず日本製のものを探しました。
残念ながら見守り機能の付いたキッズスマートウォッチには日本製のものはありませんでした。
QISHUO、Oaxisともに海外製なので、デメリットに入れていますが、QISHUOは中国製、Oaxisはシンガポール製と違いがあります。
QISHUOとOaxisのメリット、デメリットをざっくりまとめると次のようになります。
機種 | メリット | デメリット |
QISHUO | ・価格が安い ・サポートが丁寧 | ・技適認証を受けていない ・簡単な説明書しかない ・初期設定に苦労する ・データSIMの場合見守り機能が利用できない ・海外製(中国製) ・公式サイトがない |
Oaxis | ・技適認証を受けている ・見守り機能、その他の機能が充実 ・データSIMでもすべての機能が使える ・公式の動画があり設定が簡単 ・サポートが丁寧 ・学校に持ち込みやすい | ・高価格 ・海外製(シンガポール製) |
QISHUOもOaxisもGPSの精度が悪いという口コミがありますが、SIMの種類や場所によって精度に問題はないという声もあるので表には載せていません。
ちなみに、私はmyFirst Foneを利用していますが、GPSの誤差は数10メートルなので許容範囲です。
価格を重視するなら「Oaxis myFirst Fone」より「QISHUO」
「Oaxis myFirst Fone」は、公式サイトで、R1が22,800円、R1sは26,800円で販売されています。
一方、「QISHUO」は、LT25、LT21ともに12,150円です。
価格を重視するなら機能面や安心感に差はあるものの「QISHUO」がオススメです。


安心感を重視するなら「QISHUO」より「Oaxis myFirst Fone」
口コミやメリット、デメリットをまとめた表を見てもらうとわかるように、「Oaxis myFirst Fone」の方が「QISHUO」より安心感があります。
私は特に、「QISHUO」には公式サイトがないこと、中国製の商品であること、設定で苦労したという声が多いことが気になりました。
さらに安心感の点で大きいのは、技適認証を受けていることです。
また、「Oaxis myFirst Fone」の方が機能面が充実しています。
安心感・機能面を重視するなら価格差はあるものの「Oaxis myFirst Fone」がオススメです。
さらに機能面を重視するなら、最新機種の「my First Fone R1s」がオススメです。
価格面を重視するなら、旧モデルの「my First Fone R1」がオススメです。



価格重視の方には「QISHUO」がオススメ、
安心感重視の方には「Oaxis」がオススメです!
「QISHUO」、「Oaxis myFirst Fone」をオススメする人
それでは、「QISHUO」、「Oaxis myFirst Fone」はそれぞれどんな人にオススメかをまとめます。
「QISHUO」をオススメするのはこんな人
- 価格重視
- 中国製、公式サイトがなくても不安に感じない
- 説明書がわかりにくくても、自分で調べたり問い合わせたりして設定するのが苦にならない
「Oaxis myFirst Fone」をオススメするのはこんな人
- 機能重視
- 公式サイトがあること、説明書や動画によるサポートの充実といった安心感を重視する
- 子供の安全面で妥協したくない
また、ベルトを外して専用のシリコンケースを使えばキーホルダーになるため、学校に持ち込んで登下校中も見守りたい方にもオススメです。
QISHUO「LT25」と「LT21」ではどちらが良い?
モデル | 価格 | 懐中電灯機能 | 音声聞き取り機能※1 |
LT25 | 12,550円 | なし | あり |
LT21 | 12,550円 | あり | なし |
まず、LT25とLT21の違いは、上の表のとおりです。
LT25には音声聞き取り機能があり、LT21には懐中電灯機能があります。
他に機能の差はないので、見守り機能を重視するならLT25がオススメです。
ただ、両方とも品切れのときが多く、特にLT25はここ数か月、Amazon等で販売されているのを見たことがありません。(2023年1月時点)
類似品も多く出ているようなので、購入の際は品番をしっかり確認してくださいね。


Oaxis myFirst Fone「R1s」と「R1」ではどちらが良い?
Oaxisのキッズスマートウォッチ、myFirst Fone「R1s」と「R1」の違いは本体価格です。
定価を比較すると、R1sが26,800円、R1が22,800円で4千円の差があります。
続いて、機能の違いを下の表にまとめました。
項目 | myFirst Fone R1s | myFirst Fone R1 |
スクリーンサイズ | Round 1.3”TFT (直径約3.3cm) | Round 1.3”TFT (直径約3.3cm) |
カメラ | 200万画素 | 200万画素 |
電池容量 | 580 mAh | 580 mAh |
連続通話時間 | 6時間 | 6時間 |
USB | 5V, 1A | 5V, 1A |
ストレージ | 1GB RAM+8GB | 512MB RAM+4GB |
本体重量 | 53g | 53g |
SIM | Nano | Nano |
位置情報 | Wi-Fi, GPS, A-GPS | Wi-Fi, GPS, A-GPS |
ワイヤレス | GSM, WCDMA, WiFi, GPS | LTE, GSM, WCDMA, WiFi, GPS |
システム | Android4.4 | Android4.4 |
アプリ | iOS 10.0 & Android 5.0 | iOS 10.0 & Android 5.0 |
ストレージ | 1GB RAM+8GB | 512MB RAM+4GB |
入る曲数 | およそ1500 | およそ500 |
防水レベル | IPX8 | IPX7 |
バイブレーション 機能 | ||
心拍数 モニター | ||
バリエーション | ||
アニメーション 文字盤 | ||
カスタマイズ 文字盤 | ||
カスタマイズ アラーム | ||
歩数計 目標設定 | ||
自動 ブルートゥース | ||
同梱品 | 本体 充電ケーブル 取扱説明書 製品保証書 SIMカード保管用のカード SIMカード内蔵 ※最初の3ヶ月利用料無料 | 本体 充電ケーブル 取扱説明書 製品保証書 SIMカード保管用のカード シリコンケース ストラップ |
項目 | myFirst Fone R1s | myFirst Fone R1 |
スクリーンサイズ | Round 1.3”TFT (直径約3.3cm) | Round 1.3”TFT (直径約3.3cm) |
カメラ | 200万画素 | 200万画素 |
電池容量 | 580 mAh | 580 mAh |
連続通話時間 | 6時間 | 6時間 |
USB | 5V, 1A | 5V, 1A |
ストレージ | 1GB RAM+8GB | 512MB RAM+4GB |
本体重量 | 53g | 53g |
SIM | Nano | Nano |
位置情報 | Wi-Fi, GPS, A-GPS | Wi-Fi, GPS, A-GPS |
ワイヤレス | GSM, WCDMA, WiFi, GPS | LTE, GSM, WCDMA, WiFi, GPS |
システム | Android4.4 | Android4.4 |
アプリ | iOS 10.0 & Android 5.0 | iOS 10.0 & Android 5.0 |
ストレージ | 1GB RAM+8GB | 512MB RAM+4GB |
入る曲数 | およそ1500 | およそ500 |
防水レベル | IPX8 | IPX7 |
バイブレーション 機能 | ||
心拍数 モニター | ||
バリエーション | ||
アニメーション 文字盤 | ||
カスタマイズ 文字盤 | ||
カスタマイズ アラーム | ||
歩数計 目標設定 | ||
自動 ブルートゥース | ||
同梱品 | 本体 充電ケーブル 取扱説明書 製品保証書 SIMカード保管用のカード SIMカード内蔵 ※最初の3ヶ月利用料無料 | 本体 充電ケーブル 取扱説明書 製品保証書 SIMカード保管用のカード シリコンケース ストラップ |
新機能 | 強化された機能 |
---|---|
バイブレーション機能 心拍数モニター アニメーション文字盤 手上げ点灯機能 | IPX8級防水 カスタマイズアラーム 活動量計の達成度表示 | 音楽プレーヤー
表を見てもらえばわかるとおり、R1sには旧モデルのR1から様々な機能が追加されています。
その中でも、子供の見守りをする上で大きいのは、バイブレーション機能が追加されたことです。
旧モデルのR1では、学校や習い事の最中に着信音が鳴らないようにしていると、帰り道などでも親からの連絡に気づきにくいという問題がありました。
バイブレーション機能が追加されたことで、緊急時に、確実に連絡をとりたい場合の安心感が増しました。
機能面で選ぶならR1s、価格で選ぶならR1がオススメです。
詳細は別の記事で解説しています。詳しく知りたい方は下のリンクからどうぞ。
【比較レビュー】myFirst Fone R1sとR1の違いは?どちらを選ぶべきか口コミ・評判を紹介!メリット・デメリットも解説
まとめ
この記事では、「QUSHUO」と「Oaxis myFirst Fone」を比較し、どちらがオススメかをまとめました。
最後におさらいすると、次のようになります。
- 価格を重視するなら「Oaxis myFirst Fone」より「QISHUO」
- 安心感を重視するなら「QISHUO」より「Oaxis myFirst Fone」
また、「QISHUO」のLT25とLT21のどちらを選ぶべきかについては「LT25」が安全面でオススメ。
「Oaxis myFirst Fone」のR1sとR1のどちらを選ぶべきかについては、価格で選ぶならR1、機能面で選ぶならR1sがオススメです。
見守り用キッズスマートウォッチを選ぶ上で、この記事が参考になれば幸いです。
こちらの記事もぜひ参考にされてください。


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