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育児書は意味ない?100冊以上読んでわかった、子育てで最も重要なポイント6つをおすすめの本と一緒に解説

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よく、「育児書なんて読んでも意味ない」「育児書って本当に読むべき?」といった声をネット上では見かけます。

結論から言うと、私は読むべきだと思います。

もちろん、子どもによって個性はバラバラなので、1つの考え方を当てはめてもうまくいくかどうかはわかりません。

ただ、育児書をたくさん読んでわかったのは、子育てにおいても原理原則のようなものがあるということです。

例えば、「いっぱい会話した方が語彙力が増える。」

これは、読まなくてもわかることだと思いますが、育児書には、さらに話すときのコツが書かれています。

勉強ができる子に育つ親の声かけ=10個の「マジックワード」について解説します

このように、育児書では自分が当たり前と思っていることでも、掘り下げて解説してくれています。

意外と子育てに熱心な親ほど、子どもの短所に目がいって長所を見ていなかったり、傷つくことを言って子どもの性格に良くない影響を与えていることもあります。

本を読むと客観視できることも多いです。

また、育児書、ビジネス書を読んでいると、どの本にも共通して書かれていることがあります。

子育てのプロやビジネスで大成功している人たちが口をそろえて主張していることなので、これからの時代の育児には重要なことだと思い、できるだけ自分の子育てにとり入れています。

今回は、これらの中でも私が特に意識している「最重要項目6つ」にしぼってご紹介したいと思います。

目次

育児書、ビジネス書から学んだ子育て最重要項目

今回お伝えしようと思う項目は6つありますが、大きく2つに分けて進めていきます。

基本的な考え方

1 長所を伸ばす

2 結果より過程

3 没頭、センスオブワンダーの力

これからの時代の子育て戦略

4 ななめの関係が子どもを強くする

5 3つの柱で100万人に1人に

6 公教育以外の重要性

それでは、1つずつ見ていきましょう!

長所を伸ばす

子どものダメなところに目が行きがちですが、家庭では長所をのばすことを意識して接することが大事です!

人材育成の世界では、長所を伸ばすのはポジティブアプローチ、短所を埋めるのをギャップアプローチといいます。

ギャップアプローチは問題解決手法としてこれまで日本の教育現場で採用されてきました。

欠点を埋めることを目的にしているので個性をのばすというより、ある程度、どの分野も平均点以上がとれるようになることを目的とした教育方針です。

良い学校に進学して良い会社に就職すればみんな幸せになれる時代にはその方向でよかったのかもしれないけど・・・

一方、ポジティブアプローチは長所をどう伸ばすかを目的にしています。

私は、次の2つはすぐに改善する必要があると思っています。

◯日本の子どもの自己肯定感の欠如

◯均一性・同質性を重視する学校教育

自己肯定感は子どもが学び、力を発揮するための源泉のようなものなので、まず、これを育んであげることが大事です。

また、日本の国力が落ちていくのは避けられないため、これからは個性を尊重し多様性を受け入れながらたくましく生きていく力が求められます。

これからは日本で日本人だけ相手に仕事をすればいいという時代ではなくなっていきます。

それに、女性、高齢者の活躍、外国人、介護や病気を抱える人など、いろいろな事情を抱えた人と一緒に働くのがあたりまえになるはず。

ポジティブアプローチは、子どもの自己肯定感を高め、個性や多様性を強みとして活かすことを目的としているので、これからの教育の基本方針として取り入れるべき重要な考え方です。

また、日本人の自己肯定感については各国と比較すると圧倒的に低い数値となっています。

内閣府HP「子ども・若者白書(全体版)」

特集 1 自己認識|平成26年版子ども・若者白書(全体版) – 内閣府 (cao.go.jp)

私は日本が大好きですが、教育に関してはかなり深刻な問題を抱えていると感じています。

個性が大事と言いながら、均一性、同質性を重視する学校教育。

社会に出た後も同じような価値観で評価されるため、息苦しさを感じる人が多いのではないかと思います。

自己肯定感の低さや自殺率の高さもこの辺りに原因があるのかもしれません。

学校の教育には今後期待するとして、まずは家庭から。

というわけで、わが家がポジティブアプローチを行う上で大事にしているポイントを一つだけご紹介します。

それは、できるだけ、しからない・ほめない・関心を持つということです。

子どもはどうしても親の顔色を見て行動を決めてしまうので、ほめる・しかるで子どもをコントロールしすぎると自発性がない子に育ちます。

なかなか徹底するのは難しいので、私も現実にはしかるしほめることもあります。

けれど、子どもをよく観察して、関心のあることに寄りそうという軸を持っておくだけで接し方が変わるのでおすすめしておきます。

ここでおすすめの2冊

「強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話」

2019.3.17放送の情熱大陸に筆者が出演し大反響の本です。子どもの知的探求心に火をつける常識破りの学習法が1冊に詰まっています。

特におもしろいのが、テレビ、マンガを有効活用した勉強法で私も参考にしています。

「モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方 」

Amazon10週連続第1位の話題の1冊。

ほめ方叱り方を1冊かけて丁寧に実例を交えながら解説してくれています。モンテッソーリ教育の考え方を知りたい方にもおすすめです。

こちらの本については、このブログでも紹介していますので興味のある方は合わせてどうぞ。

【自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方】話題の育児書から大事なポイントを3つに絞って解説!

上で紹介した「強烈なオヤジ~」「モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育~」の2冊はAmazonの電子書籍読み放題サービス Kindle Unlimited で読むことができます。

Kindle Unlimitedは30日間無料なのでこの本が気になる方は利用されてみてください。

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気になる方はこちらの記事を読んでみてください。

【Kindle Unlimited】ヘビーユーザーの私が料金、支払い方法、読める本などを紹介します

結果より過程

子どもは未完成な生き物です。

できない、知らない状態から日々成長しています。

親や教師は、結果をみて評価しがちですが、結果は自分でコントロールできません。

それよりも能力を高めて本番にのぞめるように、声をかけたり目標を本人から引き出す努力をすべきです。

結果ではなく、そこに向かうための過程(努力や準備)を重視し応援しましょう。

また、マインドフルネスについて学んだり、精神科医の名越康文さんの著作を読むと、精神面を健やかに保つためのコツが示されています。

そのうちの1つが結果にこだわらないということです。

言い換えると、自分がコントロールできないことはすべて無視するぐらいの気持ちでいると幸せでいられるということです。

これは親の姿勢にも当てはめることができると思います。

子どもの成績や部活の勝ち負けに振り回されないようにしたほうが、親も子もすこやかに過ごせます。

大事な試験や試合で結果が求められることがあっても、自分の最高のパフォーマンスを発揮できるように集中するしかありません。

なお、絶対にやってはいけない声かけ事例を最後に挙げておきます。

「この前も算数の点数が悪かったんだからこの前よりは良い点数をとりなさい」

「前の試合でもエラーしたからエラーだけには気をつけろ」

言われた方は心が乱れてパフォーマンスが低下します。

過去のことを持ち出すのは、親子、夫婦など、どの人間関係でもプラスになることはありません。

没頭、センスオブワンダーの力

ここでは、没頭が子どもにもたらすものと子どものセンス・オブ・ワンダーの力についてまとめます。
センス・オブ・ワンダーって?
レイチェル・カーソンの著書『センス・オブ・ワンダー』のタイトルになっている言葉で「神秘さや不思議さに目をみはる感性」と紹介されてます。ひとつずつ見ていきましょう。

遊びの中の没頭が子どもにもたらすもの

花まる学習会代表の高濱正伸さんは伸びる子どもの条件の一つとして、「幼児期にどれだけ没頭・集中したことがあるか」をあげています。

また、堀江貴文さん、脳科学おばあちゃんで有名な久保田カヨ子さんも没頭の力、重要性について説いています。

例えば、親は長時間は見せたくないテレビ。

久保田先生は、子どもが没頭して見ていたら、食事の時間になってもそのまま見守ることをすすめています。

CMなど、キリのいいところで声をかけると良いそうです。

子どもの集中力は遊びのなかでの没頭によって作られるとのこと。

私は、これを知るまで「生活のリズム」を重視して食事の時間になったらテレビを見るのをやめさせていました。

今は、状況を見て声をかけています。

※ただし、生活のリズムも大事なので、キリがないときはやめさせることもあります(バランスですね)

堀江貴文さんは、著書の『すべての教育は「洗脳」である』で

学校という集団教育の場は、没頭を否定し、天才を否定し、オールBの常識を植え付けていく洗脳機関なのである。

と述べています。

堀江さんにとって、没頭=学びそのものなんですね。

没頭している子どもの邪魔をせず見守っていると、遊び終えた後、なんともさわやかないい顔をしていると感じます。

子どもがうんち💩をつついていてもあたたかく見守りましょう(笑)

ここでおすすめの1冊

「すべての教育は「洗脳」である」

ホリエモンこと堀江貴文さんの著作。

メディアではその物言いで賛否を巻き起こしていますが、本を読むと共感できる部分はとても多いです。

この本から学んだのは、

・日本の公教育の問題点

・こどもの頃の没頭、集中がどれだけ重要かということ

センス・オブ・ワンダーの力

もし、あなた自身は知識のほんのすこししかもっていないと感じていたとしても、親として、たくさんのことを子どもにしてやることができます。

たとえば、子どもといっしょに空を見あげてみましょう。そこには夜明けや黄昏の美しさがあり、流れる雲、夜空にまたたく星があります。』

『センス・オブ・ワンダー』(レイチェル・カーソン著、上遠恵子訳)より

子どもの世界には、不思議やワクワクが無限に広がっています。

私たち親が、子どものためにできること。

それは、自分がすてきだと思ったこと感動したこと

例えば、

✨子どもの頃に大好きだった歌

✨感動した映画

✨人生を変えた名著

✨人生観を変えた景色

これらをただ紹介してあげることです。

私は人生で感動したものがたくさんあるので、これから紹介できると思うと今からワクワクしています。

また、自分が興味のなかった地理や歴史について、子どもを通じて興味を持つようになりました。

子どもの好奇心や感性にふれることで自分の中に眠っているセンス・オブ・ワンダーにまた出会えるんですね。

これは私が思う子育ての醍醐味のひとつです。

マンガ、アニメ、野球、サッカー、アイドル、などなど

あなたにも、大好きなものがあるはず。

子どもに紹介して共有できる日が来る。

そう思うとワクワクしませんか✨

ここでおすすめの1冊

「センス・オブ・ワンダー」
レイチェル・カーソン著、上遠恵子訳

すべての子どもが生まれながらに持っている「センス・オブ・ワンダー」、つまり「神秘さや不思議さに目を見はる感性」

それをいつまでも失わないでいるためには、「世界のよろこび、感激、神秘などを子どもといっしょに再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が、すくなくともひとり、そばにいる」ことが必要

著:レイチェル・L. カーソン, 原著:Carson,Rachel L., 翻訳:恵子, 上遠
¥1,650 (2024/04/28 01:19時点 | Amazon調べ)

ナナメの関係が子どもを強くする

教育改革実践家の藤原和博さん、

花まる学習会の高濱正伸さん曰く、「ナナメの関係が子どもを強くする」

ナナメの関係とは、親子や師弟関係のようなタテの関係ではなく、友達や同級生といったヨコの関係でもない関係のことです。

例えば、近所の大人や学生ボランティアなど、子どもたちの身近にいるけど直接的な利害関係のない大人

ナナメの関係は建築物を支える筋交い(すじかい)に例えられます。

筋交いとは、柱と柱の間に斜めに入れて建築物や足場の構造を補強する部材のことです。

タテとヨコの柱だけの家は地震が起きたときに揺れに弱いです。

一方、ナナメにも柱を入れると家は揺れや衝撃に強くなります。

多くの大人を子どもと出会わせる。

私がもっとも苦手なことです。

私自身が子どもの頃からフレンドリーではなかったし、親の事情もあり、あまり家にお客さんが来ることも少なかったんですね・・・。

私は、まだうまく取り組めていませんが、子どもにはいろいろな人と関わりをもってもらいたいし、その機会もつくってあげたいと思っています。

親が自分の友達を子どもに会わせて遊んでもらうのもいいですね。

3つの柱で100万人に1人に

教育評論家の藤原和博さんは100万分の1の人材になろうという話をよくされます。

100万分の1の人材はオリンピックの金メダリスト並みで、一つのジャンルでその人材なることは難しいです。

けれど、100分の1ならがんばればなれるので、3つの100分の1を達成すれば100の3乗で100万分の1の人材になれます。

1万時間集中してとりくめば、100人に1人になれます。

1日6時間なら5年で1万時間となります。

例えば、

営業×広報×プログラミング

人事×語学×マーケティング

この3つの柱について

堀江貴文さんは、もっと簡単に100万人に1人になる方法を著書の中で挙げています。

株式会社AMF代表取締役社長の椎木里佳さんという方は、女子中学生×起業×親も社長、というレアな人材です。

5年かけなくても、人より早く動き出すことなどで効率的に差別化できるということです。

私なりに考えてみた3つの柱がこちら

タイ語が喋れる×調理師免許×女子高生

バイリンガル×ドローン運転×ユーチューバー

こう考えると、みんなと同じ勉強をするよりも自分の興味があることを突きつめた方がいい気がしますね。

なお、この3つの柱については、藤原和博さんをはじめ、堀江貴文さん、落合陽一さん、高濱正伸さん などそうそうたる面々が提唱しています。

ちなみに、この考え方は自分のキャリア形成を考えるときにも役に立ちます。

私なら人材育成(コーチング)×ブロガー×本業

ブロガーの部分がもっと強くなると100万人に1人に近づけるかな。

みなさんもお子さんの将来、自身のキャリアを考えるとき、この3つの柱を意識してみてくださいね。

公教育以外の重要性

日本の公教育は産業革命のときに作られた工場の作業員を育成するための制度が元になっていて、そこから脱けだすことができていません。

これからは公教育以外が重要ですが、公教育の問題点をまずは示していきます。

【長所を伸ばす】でも述べましたが、学校教育には、均一性・同一性を重視した教育が色濃く残っています。

例えば、「前にならえ」は象徴的です。

少し脱線しますが、アメリカで運動会を企画した日本人の先生の話です。

その学校では、運動会というものがなく、採り入れてみたところ、日本の運動会とは全く違うものになったそうです。

まず、色分け。

日本では、赤組、白組でわかれたり、人数が多い場合は、赤、青、黄、緑などにわかれると思います。

最初、その分け方で進めようとしたところ、「自分たちで色を決めたい」という意見が出て、最終的には赤と金色、ストライプのような自由な発想で各チームの色が決まったそうです。

行進や整列はバラバラ。

そのかわり、みんな最高にたのしんでいたそうです。

日本の運動会は「保護者に見てもらう、楽しんでもらう」ことが重視されています。

アメリカでの例は「自分たちが主役でどう楽しむか」が目的になっています。

(保護者が見にきたりもしません)

どちらも良し悪しありますが、みなさんはどちらの教育が良いとおもいますか?

私は後者ですが、日本の公教育がこれぐらい変わるためには相当な時間がかかるような気がします。

そこで大事なのが公教育以外の教育です。

家庭教育、ナナメの関係、習いごと、読書体験のほか、小さいころからの遊びでの没頭する経験。

本人が主体的に楽しんでする、あらゆる経験は、学校では得がたいものです。

親としては、子どもが目を輝かせる瞬間をどれだけ作れるか。

落合陽一さんは、著書の中で、今後の大学のライバルはオンラインサロンと述べています。

私はこの流れは、公教育にも影響があると考えています。

特に、コロナの影響で大手の予備校が無料のオンライン授業を提供しています。

その授業は、とてもわかりやすく子どもにとっても魅力的です。

これまで、つまらない授業でも評価にさらされることのなかった授業が比較されやすくなりました。

先生たちは大変ですが、子どもの目をキラキラ輝かせるような学校に変わっていってほしいと思います。

以上が私が育児書・ビジネス書を読んで特に重要だと感じた内容です。

kindle unlimitedでこの記事で紹介した本も読み放題

ここで紹介した本
「強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話 (徳間文庫) 」
「モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方」

この2冊はkindleの読み放題プラン「kindle unlimited」で読めますよ。

新規登録で1か月無料で本が読み放題です。

試してみて合わなければ、期間内に解約で費用は一切かかりませんので、使ったことがない方にはおすすめです。

雑誌やマンガも読めますよ(^^)/

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私の家庭教育での取り組んでいること・使っている教材

1 長所を伸ばす
2 結果より過程
3 没頭、センスオブワンダーの力
4 ななめの関係が子どもを強くする
5 3つの柱で100万人に1人に
6 公教育以外の重要性

ここでは、以上の6つのポイントを踏まえて、私が子育てで実践していることや使っている教材をご紹介します。

1 知育3種の神器(地球儀・図鑑・辞書)をテレビの横に置く

2 こどもちゃれんじ

幼児期から兄妹2人ともこどもちゃれんじを利用しています。

プロが選んだ教材や知育おもちゃで無理なく知育ができるのでコスパとしてはかなりいいと感じています。

今後、記事を書いたらここに追加していきますね。

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