子供が通学や習い事で一人で出かけるようになると親の目が届かなくなるから心配ですよね。
テレビや新聞で、子供が事件や事故に巻き込まれるニュースが頻繁に報道されています。
位置情報の把握や連絡手段を確保していれば、子供の「たすけて」や「こまった」にすぐに対応することができます。
GPS内蔵の見守り用機器は、それなりに費用がかかりますが、子供の安全には替えられません。
わが家では、息子を一人で習い事に通わせるタイミングで、スマホやキッズ携帯など、位置情報を確認できる方法について調べました。
結論から言うと、小学生以下の子供との連絡手段にはスマートウォッチがおすすめです。
スマートウォッチがキッズスマホ/携帯よりおすすめな理由は次の5つです。
- インターネットのリスクがない
- なくす心配がない
- 事故やケガの心配がない
- 子どもにとって邪魔にならない(身につけてくれる)
- 緊急時のSOS機能に優れている
また、GPS発信機との比較では、コスパの面でスマートウォッチの方が良いと判断しました。
GPS発信機には、機種によって違いはありますが、全体的に位置情報の精度が高い、バッテリーが長持ちするなどのメリットがあります。
気になる方は、こちらの記事も併せてチェックされてみてください。
【2023年比較】GPS8選|子供の見守りにおすすめ!契約不要な機種やメッセージが送れる高機能機種も紹介
見守り機能が充実している機器の購入には、キッズスマホにしろスマートウォッチにしろ、ある程度の出費は必要です。
スマートウォッチ本体は1.5~2万円程度、格安SIMなら月々200~300円程度で利用できます。
特に小学生以下のお子さんには、常に身につけられて、見守り機能が充実しているスマートウォッチをおすすめします。
子供の見守り用のスマートウォッチを比較した結果はこちらの記事を参考にされてください。
【子供の見守り用】SIMフリーのキッズスマートウォッチ6選|通話、GPSが使えるおすすめ機種を徹底比較
それでは、子供の見守りにスマートウォッチがおすすめな理由と私が実際に購入した機種について解説していきます。
スマートウォッチがスマホやキッズ携帯よりおすすめな5つの理由

それでは、スマートウォッチがスマホやキッズ携帯よりおすすめな5つの理由について解説していきます。
①インターネットのリスクがない
子供にスマホを持たせるとなると、インターネットとの付き合い方について考えないといけなくなります。
インターネットの有蓋サイト、SNSに潜むリスクなど、保護者が管理する必要が出てきます。
スマートウォッチなら、利用できる機能は、通話、GPS機能のほか、音楽再生などに限られるのでその心配がありません。
②なくす心配がない
スマホの場合、一番心配なのが紛失や破損です。
習い事のときはともかく、近所の友達と遊ぶとき、子供は基本的にかばんを持ち歩くことはないですよね。
スマホの場合、携帯させるのがむずかしいというのがネックです。
かばんを持たせても、その辺に置いたまま忘れそうですよね。
大丈夫!なくさないよ!

大丈夫!なくさないよ~



信用できない・・・(^-^;
頻繁になくしたり壊れたりすると、新しく用意するまで連絡ができなくなったり、費用がかかったりしてしまいます。
スマートウォッチなら、常に身につけているのでそのリスクは少なくなり、安心ですよね。
ちなみに、私が購入したスマートウォッチ「myFirst Fone R1」には、外すと登録した親のスマホに通知が届く機能があり、紛失防止にも有効です。
③事故やケガの心配がない
スマホやキッズ携帯を持たせる方法として、ネックストラップを使うという方法があります。
ただ、ネックストラップに関しては、次のような事故も起こっています。
- 自動ドアに挟まれて抜けなくなった
- 電車の戸袋に吸い込まれた
- エレベーターの扉に挟まれたまま稼働してしまった
- 車の扉に挟まれて身動きが取れなくなった
また、遊んでいるときに友達にスマホが当たってケガをさせることもありえます。
スマートウォッチでも、遊んでいるときに友達にぶつける可能性はゼロではありませんが、ケガや事故の心配はほとんどないと言えます。
④子供にとって邪魔にならない(身につけてくれる)



スマホを首にかけさせても、いつの間にか外しちゃうのよね。
これは、子供にスマホを持たせているママ友に聞いた話です。
肝心なときに連絡がとれないと意味がないですよね。
また、首にかけているとひもが絡んだり友達にぶつけてケガをさせたりするのが心配です。
スマートウォッチなら、腕につけているので遊びの邪魔にはなりません。
また、万が一のときに、スマホやGPSは、カバンの中に入ったままになり身につけていない可能性があります。
その心配がないのもおすすめする理由です。
⑤緊急時のSOS機能が優れている


不審者や事故から子どもを守るためには、いざというときに子供でも対応できる機能を備えたものを選ぶことが重要です。
スマホやキッズ携帯の場合は、取り出したり画面を操作することになるので、緊急時にもたつく可能性があります。
見守り用のスマートウォッチならSOSボタンが付いているので、スマホやキッズ携帯よりも操作がすぐにできます。
子供が緊急事態を親に知らせるときは、動作が多いとリスクが高くなってしまいます。
スマートウォッチが緊急時に有効なのはこの点です。
わが家で購入した「myFirst Fone R1」には、SOSボタンを押した直後から周囲の音を30秒間録音し、保護者のスマートフォンに音声データを送信する機能があります。
実際にSOSボタンを押すとどうなるのかを動画で撮影しました。
1つ目の動画では、
- スマートウオッチのSOSボタンを押して周囲の音(テレビCMの音)を拾っています。
- スマートフォン側でアラート音が鳴ります。
保護者のスマートフォン側に表示されるポップアップ通知とアラート音にご注目!(0:34)
下の動画では、実際に録音された音声がスマートフォン側でどのように聴けるかも撮影したので参考にされてください。
子供の見守り用におすすめのスマートウォッチ5つを比較
商品画像 | ![]() ![]() Oaxis Japan公式サイト | ![]() ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() Amazon | ![]() ![]() Amazon | ![]() ![]() Amazon |
商品名 | myFirst Fone R1 | myFirst Fone R1s | QISHUO キッズスマートウォッチ LT25 | QISHUO キッズスマートウォッチ LT21 | PTHTECHUS 4Gネットワークキッズウォッチ携帯電話(T30) |
料金 (レビューがある店舗の料金) | 22,800円(税込)(Oaxis公式サイト) | 26,800円(税込)(Oaxis公式サイト) | 12,150円(税込) (Amazon) | 12,150円(税込) (Amazon) | 12,419円(税込) (Amazon) |
ランニングコスト (データSIM最安値) | 198円~ (税込) | 198円~ (税込) | 290円~ (税込) | 290円~ (税込) | 209円~ (税込) |
通話&チャット機能 (SIMカード必要) | 通話 ビデオ通話 個別にチャットできる | 通話 ビデオ通話 個別にチャットできる | 通話 ビデオ通話 グループチャットのみ | 通話 ビデオ通話 グループチャットのみ | ビデオ通話 チャット機能あり (詳細不明) | 通話
対応SIMカード | HISモバイル IIJeimio ※口コミでHISを推す声多数 ※わが家もHIS利用中 | HISモバイル IIJeimio ※口コミでHISを推す声多数※わが家もHIS利用中 | OCNモバイルONE b-mobile ※口コミによるおすすめ ※データSIMは見守り機能利用不可 | OCNモバイルONE b-mobile ※口コミによるおすすめ ※データSIMは見守り機能利用不可 | LINEモバイル、b-mobileのデータSIM、IIJmioのSIM、nuroのデータSIMなど(詳細不明) |
GPS機能 | 多少の誤差あり ※口コミ情報 | 多少の誤差あり ※口コミ情報 | 多少の誤差あり ※口コミ情報 | 多少の誤差あり ※口コミ情報 | 精度は不明 | あり
SOS機能 | ボタンを押すと緊急信号と周囲の音(30秒)を保護者に送信 | ボタンを押すと緊急信号と周囲の音(30秒)を保護者に送信 | ボタンを長押しすると保護者に通話発信 | ボタンを長押しすると保護者に通話発信 | ボタンを長押しすると保護者に通話発信 |
防水機能 | 一時的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない | 継続的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない | 一時的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない | 一時的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない | 一時的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない |
バッテリー | 連続待受け48時間 連続通話6時間 | 連続待受け48時間 連続通話6時間 | 商品紹介に記載なし | 商品紹介に記載なし | 商品紹介に記載なし |
バイブレーション機能 | なし | あり | なし | なし | なし |
音声聞き取り機能※ | なし | なし | あり | なし | なし |
懐中電灯機能 | なし | なし | なし | あり | なし |
※スマホアプリで操作して、スマートウォッチから自動で電話を掛け、子供の周辺の音を聞くための機能
上の表は、子供の見守り用のスマートウォッチを比較した結果をまとめた表です。
バイブレーション機能以下は重要度は下がりますが、機能の違いがわかりやすいように項目に挙げています。
子供の見守り用スマートウォッチを比較した結果、最もおすすめは「myFirst Fone R1」
子供の見守り用のスマートウォッチに必要なポイントは次の5つです。
- リアルタイムGPS追跡機能
- SOS防犯ブザー
- 電話機能
- 強力なバッテリー
- 防水&耐衝撃
この条件を備えたスマートウォッチとなると、最低でも1万円以上と価格はそれなりにしますが、私は子供の安全を守るための必要経費と考えて購入しました。
冒頭でも紹介していますが、比較した結果、私が購入したスマートウォッチは「my First Fone R1」です。
「myFirst FoneR1」を選んだ決め手になったのは口コミの信頼性とSOS機能です。
実際に子供が装着している動画です。ちょっともたついてます・・・。
実際に使用している私のレビュー記事はこちらです。
myFirst Fone R1 を徹底レビュー!みんなの口コミは?
スマートウォッチの選び方や子供との連絡に必要なSIMカードについても解説しています。
myFirst Fone R1は、Oaxis Japan公式サイトで購入できます。
新モデル「myFirst Fone R1s」発売開始!


「myFirst Fone R1s」が新モデルとして春から発売開始されています。
大きな違いは、バイブレーション機能が搭載されたことです。
myFirst Fone R1では、親からの連絡に気づかないといった声があったため、その声に対応し安心感がアップしました。
値段が上がりますが、お子さんと確実に連絡を取りたい方にはおすすめです。
私は娘用に購入しました♪
公式サイトで購入するメリットは次のとおりです。
- 通常1年の保証期間が2年間延長できる
- 商品到着後1週間、理由問わず返品可能
- 保護フィルム、骨伝導イヤホンとセット購入で割引
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スマートウォッチを利用するために必要なSIMカードについて解説


「myFirst Fone R1」で通話やGPS機能を利用するためには、SIMカードが必要です。
できれば、月々の負担を抑えたい方のために、月額がかからない方法を調べました。
キッズスマートウォッチで月額がかからない方法と格安SIMを紹介|GPS、スマホ/携帯と比べてのメリット、デメリットも併せて解説
結論から言うと、格安SIMを利用するのが最もオススメの方法です。
ここでは、格安SIMをOaxis JAPAN公式サイトが動作保証している6社で比較しています。
音声SIMの比較表がこちらです。
SIMカード会社 | 回線 | 月額(税込) | データ利用量 | 初期費用 | SIM発行料 | 通話料金 |
---|---|---|---|---|---|---|
Oaxis 公式サイト myFirst FreeSIM | — | — | — | — | — | — |
IIJmio | Dプラン (ドコモ回線) | 850円 | 2GB | 3,300円 | 433.4円 | 11円/30秒 |
BIC SIM | Dプラン (ドコモ回線) | 850円 | 2GB | 3,300円 | 433.4円 | 11円/30秒 |
Y!モバイル | ソフトバンク 回線 | 2,178円 | 3GB | — | — | 22円/30秒 |
イオン モバイル タイプ1 | Dプラン (ドコモ回線) | 803円 | 0.5GB | — | — | 11円/30秒 |
HISモバイル 自由自在 290プラン | Dプラン (ドコモ・ ソフトバンク回線) | 290円 | 100MB | 3,300円 | — | 9円/30秒 |
b-mobile 合理的シンプル 290プラン ※公式サイト 非推奨 | ドコモ回線 | 290円 | 1GB | 3,300円 | — | 11円/30秒 |
公式サイトがおすすめする上記プランの中では、自由自在290プラン(290円~/月)がおすすめです。
このプランなら、通話機能が大手キャリアの半額以下(9円/30秒)で利用できます。
音声SIMの場合、ダイヤル発信で通話ができるので子供からの連絡に気づかないといったトラブルが起きにくいメリットがあります。
電話でのやりとりを重視される場合は、音声SIMの方がおすすめです。
\ 月額290円から通話できる /
次に、データSIMの比較表です。Oaxis JAPAN公式サイトが動作保証しているデータSIMを取り扱う5社を比較しています。
SIMカード会社 | 回線 | 月額( | データ利用量 | 初期費用 | SIM発行料 |
---|---|---|---|---|---|
Oaxis 公式サイト myFirst FreeSIM | ドコモ回線 | 1,178円 | 無制限 | 0円 | 440円 |
IIJmio | Dプラン (ドコモ回線) | 740円 | 2GB | 3,300円 | 433.4円 |
BIC SIM | Dプラン (ドコモ回線) | 740円 | 2GB | 3,300円 | 433.4円 |
Y!モバイル | — | — | — | — | — |
イオン モバイル タイプ1 | — | — | — | — | — |
HIS モバイル ビタッ! プラン | Dプラン (ドコモ・ ソフトバンク 回線) | 198円 | 100MB | 3,300円 | — |
b-mobile 190PadSIM ※公式サイト 非推奨 | ドコモ回線 | 209円 | 100MB | 3,300円 | — |
HIS Mobileの「ビタッ!プラン」なら月額198円で利用できます。
価格面、機能面からも「HISモバイル」が最もおすすめです。
私も実際にこのプランに申し込みました。
データSIMでも、ビデオ通話、IP電話で子どもと連絡をとることができます。
\ 月額198円から利用できる /
ただし、データSIMで行う通話はプッシュ通知のため、子供からの連絡に気づきにくいというデメリットがあります。
電話でのやりとりを重視される場合は、音声SIMの方がおすすめです。
SIMカードについて、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
【月額198円】myFirst Fone R1に使える格安simカード|楽天モバイル改悪後のおすすめは?
キッズスマートウォッチのSIMカードのセットってどうやるの?動画で解説
スマホ等は、最初からSIMカードが入っていることが多く、SIMカードを自分でセットするのが初めてという方もいるかと思います。
そんな方向けに、myFirst Fone R1にSIMカードを入れる方法について、動画で撮影しました。
他のスマートウォッチでもやり方は近いと思うので参考にされてください。
不安な方は動画を見ていただければ、そんなに難しい作業じゃないとわかると思います。



動画を見ながらセットしてみてくださいね。
よくある質問
- キッズスマートウォッチで月額がかからない方法や負担を抑える方法はありますか?
-
見守り用キッズスマートウォッチの月額がかからない方法は次のとおりです。
- 月額がかからないSIMカードを使う
- Wi-Fiを利用する
この方法にはデメリットがあるため次の月額を抑える方法をおすすめします。
- 格安SIM(月額198円~)を利用する
詳しくはこちらの記事で解説しています。
スマートウォッチがあればお子さんと離れているときも安心
子供が小学校に通うようになったり、習い事を始めたりすると行動範囲が広がります。
親の目が届かないことも増えるので、離れていても位置を把握し、連絡手段を準備しておくと安心ですよね。
今回は、スマホ以外の連絡手段としてスマートウォッチがおすすめな理由とおすすめのスマートウォッチについて解説しました。
最後におさらいです。
スマホ以外の連絡手段として、スマートウォッチがおすすめな理由は次のとおりです。
- インターネットのリスクがない
- なくす心配がない
- 事故やケガの心配がない
- 子どもにとって邪魔にならない(身につけてくれる)
- 緊急時のSOS機能に優れている
見守り用のスマートウォッチの中で、最もおすすめなのは「myFirst Fone R1」です。
myFirst Fone R1はOaxis Japan公式サイトで購入できます。
公式サイトで購入するメリットは次のとおりです。
- 通常1年の保証期間が2年間延長できる
- 商品到着後1週間、理由問わず返品可能
- 保護フィルム、骨伝導イヤホンとセット購入で割引
\ 子供のたすけて、こまったを見逃さない!/
私自身もスマートウォッチを購入して、安心して子供を習い事に通わせることができているので少しでも参考になれば幸いです。



最後までお読みいただきありがとうございました。
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