新しい生活の始まりとなる小学校入学。
子どもにとっても自分にとってもドキドキのスタートですよね。
でも、何から準備すればいいのか…と不安を感じることも。
大切なこの時期をスムーズに、そして楽しく過ごすためには、入学前に何を準備しておくべきかを早めに知っておくことが重要です。
この記事では、失敗しない小学校入学準備のための完全ガイドとして、必要な準備品のチェックリストから心構えまでをまとめました。
入学式の服装選びからランドセルの選び方、文房具の揃え方にいたるまで、子どもが新しい環境で自信を持って一歩を踏み出せるよう、ポイントをおさえて解説します。
小学校への入学準備は何月頃から始めれば良い
子どもの小学校入学は、一生に一度の大切なイベントです。
準備は早めに始めることがポイントとなります。
この章では、よりスムーズに入学を迎えるための入学準備のスケジュールについて解説します。
入学に向けた準備のスケジュール
一般的に、以下のようなスケジュールで進めると良いでしょう。
前年の4月〜9月:ランドセルや学習机の購入
前年の9月〜11月:就学時健康診断
前年の11月〜12月:学童の申し込み
1月〜2月:入学前説明会・1日体験
2月〜3月:文房具や学校で使うものの購入
4月:入学式
また、入学前には、子どもに以下のことを身に付けさせておくと良いです。
- 時計を読めるようにする
- 一人でトイレができるようになっておく
- ひらがな・数字を読めるようにする
- 生活習慣を整える
子どもの入学準備において、長期スケジュールを立てることが心の余裕に繋がります。
前年の秋から、学校指定の物品や文房具のリストアップを始めておきましょう。
購入する物は早めに揃えておくことで、直前の忙しさを避けることができます。
例えば、ランドセル選びについては人気メーカーは6月には予約しないと売り切れてしまいます。
狙っているメーカーや色がある場合は1年前の4月頃から検討しましょう。
余裕をもって準備を始めれば、ランドセルは、色やデザイン、機能性を子どもと一緒に楽しみながら選ぶことができます。
続いて、就学時健康診断を迎える9~11月には、予防接種の確認を行い、必要な手続きを進めます。
そして、年明けからは具体的な学用品の準備です。
入学式の約2~3か月前の1~2月には、入学説明会があります。
この時に提出書類の準備や、指定された用品の確認を行います。
学校から指示された物は速やかに揃えて、制服や体操服などのサイズに留意して選びましょう。
3月に入ると、入学式の服装や当日の持ち物の準備を整え、入学に向けて生活環境を整えていきます。
4月の入学式が目前に迫ると、新生活のスタートに向けた心構えにも注力します。
子どもが不安を抱えているようなら、その不安を和らげつつ、新しい友達や先生との出会いを前向きに捉えられるように話し合うことも大事です。
入学準備は、物品の確保だけでなく、心のサポートも含めて取り組むべきです。
また、学校までの道順なども確認しておきたいところです。
入学前の主なイベント① 就学時健康診断(10月~11月)
入学前には、子どもの健康状態を確認するため、就学時健康診断が行われます。
この健康診断は、概ね前年の10月から11月にかけて行われるのが一般的です。
診断を通して視力や聴力、身体測定などの基本的な健康チェックが行われ、学校生活を送る上で支障がないか確認します。
また、この時期には入学に向けた予防接種の確認や追加を行うことも重要です。
保護者は、この診断結果をもとに、子どもの体調管理に留意する必要があります。
入学前の主なイベント② 入学説明会(2月)
入学に向けた準備で重要なのが、入学説明会です。
通常、入学式の約2~3か月前、1~2月頃に開催されることが多いです。
この説明会では、半日ほどかけて、小学校入学までに、子どもに身に着けさせておいてほしい生活習慣や、入学前に揃えておく持ち物について、入学式や学校生活についてなどの説明があります。
保護者は、提出書類の準備や学用品の購入、入学式の服装など、子どもの入学に必要な準備を具体的にイメージできるように情報を収集します。
この時期にしっかりと準備を進めておくことが大切です。
入学式(4月)
入学式は4月に行われます。
なお、令和5年度は、私の住んでいる地域の入学式は、4/12に行われました。
子どもは新たな環境や友達に期待と不安を抱きつつ、大きな節目を迎えます。
保護者も子どもの気持ちに寄り添いながら、新しいスタートを温かく見守る必要があります。
入学式までにはランドセルや筆記用具、制服などの準備を完了させ、心の準備も整えておきましょう。
必要な持ち物リスト
学校で用意してくれるもの | 家庭で用意するもの | あると便利なものなど |
---|---|---|
教科書 | ランドセル | お名前シール |
ノート(学習用ノート、連絡ノート) | 筆記用具、文房具(のり、はさみなど) | お名前スタンプ |
算数セット | 通学帽 | 防犯グッズ(GPS端末など) |
ランドセルカバー | 上履き | 地球儀 |
防犯ブザー | 手提げかばん | 図鑑 |
習字道具や絵の具セット | ぞうきん | |
体操服・赤白帽 | 防災頭巾 | |
給食着(エプロン)・給食袋 | 水筒 | |
ランチョンマット |
新1年生の持ち物について、上記のとおりリストにまとめました。
学校によって指定されるものが変わったり、自分で用意するものの中にも、学校が用意してくれる場合もあるので、必要に応じて修正して利用されてください。
完成したリストに沿って、事前に必要な持ち物を整えておきましょう。
手帳に書き留めたり、スマートフォンのメモ機能を活用してリストを作成することで、忘れ物を防ぎ、スムーズなスタートを切ることが可能です。
その際、学校から提供されるリストや、知り合いや他の保護者からのアドバイスも取り入れながら、無駄なく必要な物品を揃えていきましょう。
入学説明会での重要事項
入学説明会では、新たな学校生活のガイダンスが行われます。
用品についても、学校指定のものから個人で準備する必要があるものまで、具体的な説明がなされます。
教科書や体操服、制服の取り扱いなど、まず学校側から必要とされる物品を把握することが大切です。
教科書購入の手続きや金額、受け取り方法についても、このときにしっかり確認しておきましょう。
さらに、学業以外に必要な体育や音楽の授業で使う体操服や楽器等についても、指定があると思います。
入学説明会では説明用のプリントに必要な情報をメモし、リストに反映させましょう。
また、入学式の日時や進行に関する情報も提供されるため、これらの日程もしっかりと確認しておく必要があります。
学校から指示された持ち物チェック
学校から指示される持ち物は、学校独自の指定がある場合が多く、制服や体操服、学校指定の筆記具など、学校側で準備するものと、保護者が購入する必要があるものがあります。
リストを確認したら、指定された品物を入学式までに揃えていきましょう。
購入時には指定された色や形、大きさなどがあるので注意が必要です。
このあたりは学校にもよりますが、細かく指定されていると面倒に感じると思います。
共働きで時間がない場合など、短期間で揃えるのは大変だと思うので早めに取り組むことが大事です。
購入前には再度リストを確認し、必要なものがすべて揃っているかチェックしましょう。
学校で用意してくれるもの
この章では、学校側で用意してくれるものを紹介します。
なお、あくまで私の住んでいる地域の例なので、入学説明会でよく確認されてください。
学校側が用意してくれるものとして、教科書や学習用のノートが挙げられます。
教科書は学習の基本となる重要なアイテムで、国や自治体によって定められた指導要領に基づいて作られ、無償で配布されます。
また、特定の授業で使用する持ち物として、算数セットや絵の具セット、習字セットがあります。
算数セットの中身は、時計、おはじき、カード、ブロックなどです。
小さな道具の1つ1つに名前シールの貼り付けを求められるため、保護者は結構手間が必要です。
さらに、生徒の安全を考慮し、防犯ブザーやランドセルカバーの提供も行われます。
これらの物資は子どもたちの学校生活を心地よいものにし、安全を守り、教育の質を向上させるために欠かせない要素です
ノートには、学習用ノートと連絡ノートがあります。
学習用ノートは、日々の授業の要点を記録するために用いられ、連絡ノートは保護者との円滑なコミュニケーション手段として活用されます。
子どもたちの安全対策として、防犯ブザーやランドセルカバーが配付されます。
防犯ブザーは子どもたちが危険を感じたときにすぐに使用できるよう、使い方を確認しておきましょう。
ランドセルカバーは雨や汚れからランドセルを守るだけでなく、反射材が付いているものも多く、夕暮れ時の安全対策にもなります。
学校で指定される体操服、上履き等も学校生活における必需品です。
体操服や上履きは、学校指定のものになると思いますが、体操服に関しては、少し大きめを選と長く使用することができます。
また、名札や名前を入れることで紛失防止にも役立つので忘れずに対応しましょう。
上履きについては適切なサイズを選んであげましょう。
学校指定品を揃える際には、余裕をもって準備することをオススメします。
家庭で準備するもの
学校からの指示に加えて、家庭で準備するものも色々とあります。
これらは子どもの日常生活や、勉強をする上で必要となる基本的なアイテムが中心です。
たとえば、日々の勉強に使う筆箱や鉛筆、消しゴム、定規などの文房具は、子どもが使いやすいものを選ぶことが大切です。
学習環境を整えるために、デスクライトや姿勢を正すためのイスなども考慮すべきアイテムです。
姿勢が悪いと運動や学習への影響もあるので、気になる方はこちらの記事もあわせてご覧ください。
家庭内での学習を快適にするため、子ども一人ひとりの学習スタイルや体格に合ったものを選ぶことが求められます。
さらに、朝の時間をスムーズに過ごすための目覚まし時計など、学校生活に、間接的に関係する用品も揃えておくと良いでしょう。
自宅で準備するアイテムは、子どもに自分で選ばせてあげると学校生活が楽しみになったり、ポジティブな気持ちで入学式を迎えることができますよ。
筆記用具・文房具の準備
子どもにとって、お気に入りの文房具は勉強のモチベーションを保つ上で重要です。
適切な文房具を使うことで、学習の質を高めることができます。
文房具を選ぶ際は、日常使用に耐えうる丈夫さ、子どもの手に合ったサイズと形状、デザイン性に注意しましょう。
コストパフォーマンスも大切です。
授業での基本文房具は、書き心地の良い鉛筆、消しカスのよくまとまる消しゴム、子供の手にフィットするボールペンなどを選びます。
定規セットは図形描画にも使えるタイプがおすすめです。はさみやのり、ノート、ファイルも教科や用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
学習意欲を引き出し、学習効率を高める上で、子どもに合った文房具を揃えることが大切です。
子どもはよく物を失くすので、高価なものを揃える必要はありません。
実用性とコストパフォーマンスを考えて選ぶことをおすすめします。
通学用品:ランドセルの選び方と準備
入学を控えた子どもにとって初めての大きな買い物とも言えるランドセル。
長く使うものなので、背負い心地や耐久性、機能性、デザインに至るまでさまざまなポイントを押さえておきたいですよね。
ランドセルの選び方には以下のようなポイントがあります。
実際の教科書やノートを試しに入れてみるなどして、容量が適切かを確認しましょう。
肩にかかる負担を減らすためにも、背中にフィットする形状や肩紐のクッション性など、子どもの体格に合ったものを選ぶべきです。
また、耐久性を考慮し、6年間使い続けられる丈夫さも大事な要素の一つ。
雨や汚れに強い素材、修理がしやすいブランドも選択基準になります。
色やデザインに関しては、子どもの好みを尊重してあげると学校が楽しみになりますよ。
さらに、名前の刺繍やタグを付けることで、紛失防止にも繋がります。
土屋鞄のような人気のランドセルはすぐに売り切れてしまうので、早めにチェックしておく必要があります。
例年、前の年の3月には翌年入学分のランドセルの受付が始まります。
軽くて5万円以下で購入できるランドセルもあるので、子どもの通学の負担や、費用を抑えたい方はこちらもチェックされてみてください。
Rikomonランドセル | 日本最大のかばんブランド豊岡鞄 |
多くの学校では、ランドセルに取り付ける防犯ブザーは学校から配付されます。
防犯ブザーだけでは不安な場合は、入学前にGPS等を検討されると良いと思います。
給食セットやエプロンの選び方
給食セットやエプロンは給食の時間を清潔で快適に過ごすために必要なアイテムです。
給食セットは、子どもが開けやすい工夫がされたものが良いでしょう。
お手入れが簡単で衛生的な素材のものを選ぶと、毎日の使用にも適しています。
エプロンは、汚れが付きにくく落ちやすい素材のものがおすすめです。
袖のあるデザインであれば、服を汚す心配も少ないでしょう。
また、子供が自分で着脱しやすい仕様のものを選ぶことで、給食の時間がスムーズに進むと共に自立心も育まれます。
給食セットやエプロンを選ぶ際は、学校からの指定があるかどうかを先に確認しましょう。
学校指定のない場合でも、実用性と子供の好みを考慮に入れて選ぶことで、給食時間がより楽しいものになります。
手提げかばんや通学帽の選び方
手提げかばんや通学帽を選ぶ際には、子供の成長に合わせて長く使用できるものを選びましょう。
かばんは丈夫な素材で、小1でも持ちやすいサイズ感で肩への負担が少ないものがよいでしょう。
帽子は夏の登下校には必須のアイテムです。
最近の暑さは異常なので、特に夏には熱中症対策として必ず被らせるようにしましょう。
外観に関しては子供のお好みに合わせる一方で、学校の規則に沿ったデザインを選ぶ必要があります。
耐久性と機能性を基本に、安全性とデザインのバランスを考えて選べば、子供が快適に学校生活を送るのに役立つアイテムを選ぶことができると思います。
防災頭巾や防犯ブザーの重要性と選び方
天災は忘れた頃にやってくるとよく言われます。
特に地震の多い日本において、地域によっては日常生活の安全を守るために防災頭巾の用意を促す学校も多いようです。
なお、私が住む地域では、用意するものとして指定されませんでした。
防災頭巾は、地震発生時の頭部の保護はもちろん、緊急時の座布団や枕としても使用できます。
選び方のポイントは、耳まで覆えるもの、内側に衝撃吸収材を使っているもの、炎に強い難燃素材を採用しているものです。
防犯ブザーは、子供たちの身を守るための大事なツールです。
周囲に危険を知らせ、犯罪を避ける効果があります。
防犯ブザーを選ぶ際は、音量、携帯しやすさ、耐水性や耐久性に優れていることをチェックしましょう。
また、使用方法が簡単で、子供がパニックになってもすぐに音を鳴らせるタイプが望ましいです。
このように、防災頭巾や防犯ブザーは非常に大切な安全用品であり、それぞれが果たす役割に注目しつつ、適切な商品を選ぶことが求められています。
水筒
小学校入学を控え、毎日の学校生活に必要不可欠な水筒を選ぶ際は、子ども自身が扱いやすいこと、保温・保冷機能が高いこと、1日の水分補給分が入る容量を備えていることなど、実用面を重視する必要があります。
ステンレス製の水筒は耐久性と保温力に優れていますが、子どもの持ち運びの負担も考えると、軽量のプラスチック製品を選択するのもアリだと思います。
洗浄しやすさにも注目し、衛生面を保つことが大切です。
子どもが水筒を自分で選ぶことで、新しい生活への期待感を高められるでしょう。
ただし、幼稚園のときに使っていたものが利用できる場合は新しく買う必要はないと思います。
あると便利なものなど
新しい生活の始まりに必要なのは、子供の学校生活をサポートする便利なアイテム。
入学準備には子供も親もワクワクするものですが、いくつかの必須アイテムに加えて、あるとより便利で安心できるものがあります。
名前シール
小学校で使う持ち物の紛失や取り違えを防ぐために、名前シールは非常に役立ちます。
学校からシールを貼る持ち物を細かく指定されるので、私も去年、結構手間がかかった記憶があります。
子どものためと思ってがんばるしかないですね・・・。
名前が書かれたシールを文房具や体操服、水筒などさまざまな物品に貼っておくことで、自分の物が簡単にわかります。
シールの種類や選び方については、こちらの記事がわかりやすかったのでご紹介しておきます。
詳しく知りたい方は参考にされてください。
名前スタンプ
名前シールは便利ですが、大量に必要になることもしばしば。
そんな時に活躍するのが名前スタンプです。
1つ1つシールに名前を書くのはとても時間がかかってしまいます。
スタンプ一つで、手軽に名前を記入できるので効率的です。
また、防水性のあるインクを使用すれば、洗濯をしても落ちません。
防犯グッズ(見守り用GPSやキッズスマートウォッチ)
子供が家の外で遊んでいる間、親としてはその安全が何よりも心配ですが、見守り用GPSやキッズスマートウォッチがあれば、その不安を大きく軽減することができます。
見守り用GPSは子供の居場所をリアルタイムで把握できるため、もしもの時に迅速に対応できるという安心感があります。
選ぶ際は、精度の高い位置情報システムを利用しているか、バッテリーの持ちが良いか、操作が簡単であるかに注意しましょう。
キッズスマートウォッチも、親子のコミュニケーションをサポートする便利なアイテムです。
時計機能はもちろん、通話やメッセージのやり取り、運動量の管理など多機能なものが多いです。
選ぶ際には、子供にフィットするデザインかつ堅牢な作りであるか、必要な安全機能を備えているかを確認しましょう。
見守り用GPSやキッズスマートウォッチを選ぶことにより、遠くにいても子供の安全を見守ることができ、親も安心して子供を外で遊ばせることが可能になります。
学習机・学習イスの選び方
学習机とイスは、リビング学習派か子ども部屋での学習派かによって変わります。
学習机と学習イスの選び方には、いくつか考慮すべきポイントがあります。
姿勢の良し悪しに関係してくるので、サイズなどに注意して選ぶ必要があります。
まず大切なのがサイズ感です。
成長期の子どものためには調節可能な机やイスが望ましいです。
学習姿勢を保ち、快適に使えるよう適切な高さのものを選んでください。
使用スペースとの兼ね合いも重要です。
部屋の大きさや配置スペースに合わせて、無理なく置けるサイズの机を選ぶ必要があります。
また、収納機能もポイントです。
教科書やノート、文房具などを整理できるよう、引き出しや棚が付いていると便利です。
これに加えてデザインも重要で、子どもの部屋に合う色や形の机、イスを選ぶと気分良く学習に取り組めるでしょう。
また、効率の良い学習には照明の調整も必要となりますので、目に優しいライトも購入しておきましょう。
地球儀は子どもの世界を広げてくれる
小学校入学の時期は、新しい世界に触れるワクワクする瞬間。
そんな子どもたちにとって、地球儀は最高のアイテムです。
手で触れて回すことで、国と国の距離や位置がイメージしやすくなります。
地球儀の知育効果は次のとおりです。
- 国の位置や地球の形を立体的に学べる
- 世界地図が具体的にイメージできる
- テレビ番組で見た国の場所が確認できる
実際に地球儀を操作しながら、世界のつながりに気づく子どもたち。
その表情は新鮮な発見に満ちています。
テレビに出てくる国も、地球儀上で位置を確認できるので理解が深まります。
地球儀は理科の学習でも必需品。
地球の自転についても理解しやすくなります。
こちらの記事でオススメの地球儀について解説しているので参考にされてください。
図鑑は子どもの知的好奇心を刺激してくれる
図鑑は、子どものやる気と好奇心を大いにはぐくむ、とてもいいアイテムです。
カラフルな絵や写真を見ると、いろんな動物や自然に興味がわきます。
ワクワクしながらページをめくっているうちに、子どもにとって新しい発見がいっぱいあるはず。
図鑑には、動物、植物、歴史、恐竜などあらゆるジャンルについて詳しく書いてあります。
自分の家にいながらにして、地球のあらゆる不思議を探検できるのは、子どもにとって夢のような体験です。
むずかしい言葉はできるだけ使わずに、子どもが楽しみながら学べるように工夫された図鑑は、自分のペースでじっくり読むことができます。
図鑑は、子どもの冒険心をくすぐり、新しい世界を見つける喜びを教えてくれます。
自然いっぱいのページを開くと、発見のスリルに胸がどきどきします。
図鑑を通して、子どもは楽しく学んで、可能性にあふれた世界を広げていくのです。
おすすめの図鑑セットについてはこちらの記事で解説しています。
あわせて参考にされてください。
入学式の服装準備
入学式は子どもにとって新しい門出です。
保護者としては、その大切な節目に相応しい服装を準備したいところですが、どんな服装が良いのか迷いますよね。
この章では、入学式にふさわしい服装を準備するためのポイントを具体的に掘り下げて解説します。
親の服装も子どもと調和が重要
保護者の服装は子どもと調和した、格式を感じさせるものが望ましいです。
パパはスーツ、ママは比較的フォーマルなワンピースかパンツスーツが無難です。
派手な色彩を避け、落ち着いた色合いの方が式典になじみます。
子どもも大人も新しい門出にふさわしい服装を選び、心に残る入学式にしましょう。
天候に応じた準備も大切
服装の準備を進めるにあたっては、天候や気温の変化に応じたアイテムも用意しておくと安心です。
春は天候が変わりやすいため、寒暖の差に対応できるよう羽織ものを準備しておくことをおすすめします。
子どものフォーマルな服はレンタルを利用すると費用を抑えられます。
すぐに大きくなるので、買うのがもったいないという方は検討されると良いと思います。
息子や娘が気持ちよく新しい生活をスタートできるよう、心を込めて服装の準備をしてあげましょう。
入学準備の金銭面の負担は?
子どもの学校生活が始まるにあたって、保護者にはさまざまな負担が生じます。
特に経済的な観点から、入学準備に必要な費用は家庭にとって大きな負担となります。
予期せぬ出費を避け、適切な物品選びや費用を賢く抑えましょう。
小学校入学準備にかかる費用の把握
入学に必要な品々にはそれなりのコストがかかります。
特にランドセルは、数万円から高品質なものでは10万円以上することも珍しくありません。
さらには、教科書以外の学習教材費や、学校指定の体操服、制服といった衣類、給食費、さらには通学用品まで考えなければなりません。
これら費用を一つ一つ丁寧にリストアップし、どのような出費が予想されるか把握することは家計管理上、非常に重要です。
また、地域によっては教育委員会からの補助や学用品の無料配布など支援制度もありますので、どのような補助が利用できるのかも併せて確認しましょう。
賢く節約する方法
経済的負担を減らしながら小学校の準備をするにはいくつかの方法があります。
まずランドセルなど高価なアイテムは、購入時期を早めることで割引価格で手に入れる場合もありますし、中古品を活用することも一つの手です。
兄弟姉妹からのおさがりやリサイクルショップの利用も経済的です。
文房具などは無駄遣いを避け、必要なものだけを購入しましょう。
今ならネットオークションやメルカリなどのフリマアプリでお得に買い揃えることもできます。
自治体の支援をうまく利用しながら、うまく節約を心がけていけば、子どもの新しい門出を無理なく迎えることができるでしょう。
家庭での生活リズムと学習サポート
子どもの学校生活において、家庭での生活リズムは非常に重要です。
家庭でも計画的な日常が子供の成長と学習に良い影響を与えます。
この記事では、家庭内での生活習慣を整える方法と、保護者ができる学習面におけるサポートについて考えます。
生活習慣の見直しと入学後のルーティン
子どもが新たな学ぶ環境に入った際、家庭でのルーティンを見直す良い機会となります。
早寝早起きをはじめとする規則正しい生活リズムは、子どもの身体的、精神的な健康を保ち、学習への集中力を育む基盤となります。
食事や睡眠、遊び、学習の時間のバランスをうまくとって、子ども自身がそのルーティンを理解し守れるよう親が伴走することが大切です。
子どもが自らの生活を管理できるようになれば、自立心や責任感を培うことにも繋がります。
朝の時間帯は1日の活動に影響を与えますので、起床後はルーティンを作り、スムーズに学校へと向かえるよう準備しましょう。
朝食はバランスの良い食事を心掛け、規則正しい食生活が子どもの体力と集中力を維持します。
学校から帰宅後は、リラックスする時間を設けつつ、宿題や学習の時間も決めておくと良いでしょう。
休日には家族団欒の時間をとり、親子のコミュニケーションを深めるとともに、体を動かすことでリフレッシュすることが大事です。
学習面での支援と家庭での役割
学校の授業だけではカバーしきれない部分を、家庭でフォローしましょう。
例えば、読書習慣を身につけさせることで、国語力の向上はもちろん、想像力や理解力を育てることができます。
わが家では、2週間に1回は図書館に通っているので、月に5冊以上は本を読む子になりました。
図書館に通うだけで勝手に好きな本を選ぶようになるのでオススメの方法です。
また、子供が学校で学ぶ内容に関心を持ち、会話をすることで、家庭での学習にも積極性が生まれます。
上のお兄ちゃんは「名探偵コナンゼミ」、下の娘は「進研ゼミ」を利用しています。
名探偵コナンゼミが気になる方はこちら。
\ コナンと楽しく入学準備! /
進研ゼミが気になる方はこちらからどうぞ。
\ 紙とタブレットが選べる /
教科学習以外では、時間管理や整理整頓などは、身につけておかないと苦労するので家庭の中で一緒に身につけていきましょう。
最終的には、子供が自発的に学ぶ姿勢を育てることが家庭での最も大切な役割だと思います。
小学校入学前|登下校の不安解消に準備しておくべき7つのこと
小さい子供が準備なしに安全に小学校に通うことはできません。
小学校入学前に、次の7つの準備をしておきましょう。
- 「いかのおすし」を教えて徹底させる
- 交通ルールを学ぶ
- 入学前に通学路の下見をする
- 一緒に登下校をする子供を探す
- こども110番やコンビニなど緊急時に逃げ込める場所を確認しておく
- 危険を想定して大声を出す、防犯ブザーを鳴らす練習をしておく
- GPS発信機などを購入し使い方を覚えておく
これらの対策をとることで、学校生活を安全に過ごすことができます。
詳しくはこちらの記事で解説しているので、あわせて参考にされてください。
まとめ:スムーズな準備から子どもの成長サポートまで
この記事で解説した内容は次のとおりです。
- 入学に向けた準備のスケジュール
- 必要な持ち物
- 入学式の服装
- 入学準備の金銭面の負担
- 家庭での生活リズムと学習サポート
- 登下校の不安解消に準備しておくべきこと
子どもの学校生活がスタートするにあたり、心配事は尽きませんね。
この記事では、入学に必要な準備から、子どもさんが成長していく上でのサポートまで解説しました。
子供たちの大切な一日、入学式。
その日をを晴れやかな気持ちで迎えるために、しっかり備えていきましょう。
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